WITH THE STYLE FUKUOKA

− ダブルクイーンタイプ 宿泊記 (2006年10月宿泊) −

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EVA-CHIN : 「何でかなー」

EVA-CHINを乗せた飛行機は玄海灘から博多市街の上空に入り、進行方向左手に福岡空港を眺めながらアプローチをしたのであります。EVA-CHINが不思議に思ったのは飛行機でも空港でも進入経路でもなく、博多上空に浮かぶ雲。週間天気予報を毎日の様に眺め晴天続きであったはずの博多の天気は前日になって急に怪しくなり、EVA-CHINを歓迎するかのように傘マークが見え隠れする予報に変わっていたのであります。実際のお天気では雨が降っていないものの怪しい空模様。刺激をすれば直ぐにも雨粒を落としそうな雲ばかりでありました。

飛行機は回り道をするかのように博多上空を旋回し、滑走路にタッチダウンして無事に到着しました。今回も前回と同じ成田発の国内線を利用しましたが、千葉県人のEVA-CHINにとって成田発は家から空港が近く、とても有り難い便であります。更に福岡空港は博多駅に地下鉄で2駅と近く、この国内線を利用すれば家から博多駅までは、実際の距離以上に時間を有効的に使えると言えるでしょう。

飛行機がスポットイン後、成田で預けた手荷物を受け取るためEVA-CHINと嫁さんは手荷物受取所へ向かいます。飛行機から荷物を下ろされてターンテーブルに流されるまでは若干時間が掛かりますが、重い荷物も軽く運べるキャリーケースは大変重宝しています。EVA-CHINが待つテーブルの隣りには羽田発の便の手荷物が流されており引き取る乗客で賑わっておりましたが、今思えば飛行機の窓から少し先行する全日空のBoeing747−400型機の姿が見えたので、もしかしたらこの乗客かも知れません。窓際に座った際、地上の様子を眺めるのも楽しいですが、空を眺めていると結構飛行機がすれ違ったり、違う高度で同じ方向に飛んでいたりしています。大空では飛行機は米粒の様に小さいですが、空から他の飛行機を探してみるのも面白いと思いますよ。

さて、荷物を受け取った後は地下鉄の駅に向かい2つ目の博多駅で降りることにしました。時間は14時前で、「ウィズザスタイル福岡」のチェックインである16時までは少し時間がありますが、今回も一旦荷物だけを預けてちょっと観光に出掛けようと考えたのであります。地下鉄博多駅に到着し筑紫口側に出て歩くこと約5分。EVA-CHINと嫁さんはホテルの前に着きました。外見からではレストランの様でホテルとは思えないスタイルですが、2回目の利用なので流石に迷うことなく建物の中に入り、奥にあるレセプションへと向かいます。レセプションにはコンシェルジュが2人おり、EVA-CHINは荷物を預かってくれる様にお願いしたのであります。

レセプション :「お時間があれば、チェックインの手続きを行ないますが・・」

もちろん時間にはゆとりがあるので、今回も先にチェックインをお願いする事にしました。コンシェルジュはレジカードを取り出し、EVA-CHINは住所とサインだけを記入して返却し、新聞をいつもの様に読売をリクエストします。

レセプション :「ご出発のお時間はお決まりですか?」

EVA-CHIN  :「チェックアウト近くまでいると思います。」

EVA-CHIN  :「チェックアウトは14時ですか?」

レセプション  :「はい。14時です。」

特別な設定でもなくチェックアウト14時は本当にゆっくり過ごす事ができます。この点が「ウィズザスタイル福岡」の気に入っている点の一つでもあります。

レセプション  :「お戻りのご予定時間は、何時頃になりますか?」

EVA-CHIN  :「多分、16時過ぎに戻ります。」

レセプション  :「お荷物はお部屋のご用意が出来次第、中にお入れ致します。」

EVA-CHIN   :「お願いします。」

身軽になった所で早速観光に出掛けてみますか。でもその前に確認しておきたい事があることを思い出しました。

EVA-CHIN  :「スパの予約をしたいのですか。」

「ウィズザスタイル福岡」のスパは1時間の完全予約制です。平日なので利用者は少ないと思いますが状況を確認します。

レセプション  :「ご希望のお時間は何時頃ですか?」

EVA-CHIN  :「21時頃はありますか?」

レセプション :「20時30分から21時30分か、23時30分から0時30分ならあります。」

どうやら22時台にスパを利用するゲストの方がいる感じですね。スパも利用時間が変更されて、現在は24時間利用する事が可能になった模様です。

EVA-CHIN  :「20時30分からでお願いします。」

レセプション  :「水着はお持ちですか?」

EVA-CHIN  :「持ってきてないので、水着はレンタルしたいのですが。」

レセプション  :「サイズは如何されますか?」

はて!?前回はサイズを伝えないままで用意してくれましたが、あのサイズは一体何だったんだろうなぁ。多分・・・

EVA-CHIN  :「2人供Mサイズでお願いします。」

レセプション  :「更衣室にタオルとバスローブを用意致しますので、そのまま起こし下さい。」

全ての手続きを完了したEVA-CHINと嫁さんはチェックインの16時まで、博多の観光へと向かったのでありました。

EVA-CHINと嫁さんが博多の街をブラブラして戻ってきたのは、17時近くになっていました。幸い雨は降っていなかったのですが空は明らかに暗く、雨が降り出すのも時間の問題となっていたのであります。ホテルのレセプションに戻って名前を名乗ると、チェックインは荷物を預ける際に既に済んでいるので、直ぐにお部屋の案内へとなりました。

コンシェルジュはEVA-CHINと嫁さんを客室用のエレベータに案内をします。エレベータで客室階に向かうには客室のカードキーが無ければ階を指定出来ない設定になっており、コンシェルジュはエレベータの利用方法について説明をしました。更にペントハウスやスパの場所を説明しながら足を進めると、本日宿泊する客室へと着いたのであります。

今回利用した客室は前回と同じタイプのダブルクイーンタイプで、よく見ると景色が全く同じでした。どうやら前回と同じお部屋である「305号室」がアサインされた模様で雰囲気は全く変わらないのですが、リゾートを感じるスタイルはとても気に入っています。もちろんテラスもあって、お隣の部屋との薄い境も変わりが無いようです。ルームサービスをスタッフがお部屋の中を通らずテラスに持ち込める利点は確かにありますが、やはりお隣のお部屋のテラスと行き来が簡単なのは気になります。前回の宿泊では不意にゲストがビデオカメラを撮影しながらテラスの前を通り過ぎた光景も目にしたので、窓の鍵はもちろんのこと、ブライドも結構重要な地位を占めることを感じたのであります。

コンシェルジュ :「鍵に番号が書かれていないで、フォルダに入れてお持ちください。」

オレンジ色のモダンなデザインのカードキー。確かにカードキーは部屋番号が書かれていない事が多いですね。EVA-CHINは直ぐ忘れそうなので、いつもフォルダを持ち歩いています。

コンシェルジュ :「テラスでルームサービスをお楽しみ頂けます。」

先程触れたテラスをコンシェルジュは案内をしました。

嫁さん      :「屋根が付いたのですね。」

EVA-CHINがフッと上を見てみると、前回は折りたたまれていたテラスの屋根が出ていました。前回嫁さんはテラスに出ていないので新たに付けられたものと誤解していましたが、EVA-CHINの記憶ではここまで出されていなかった気がします。

コンシェルジュ :「常に出すようにしているのですが・・・。前回のご宿泊はいつごろですか?」

EVA-CHIN   :「多分、今年の3月頃と思いますが・・」

コンシェルジュ :「では、変更点だけをご案内します。」

この先は変更点のみの説明となりました。まず、EVA-CHINには縁が無いのですがアロマトリートメントが始まった模様です。ヨガのDVDやヨガマットも貸出しが可能になり、スパは24時間対応になりました。冷蔵庫のシャンパンを含むフリードリンクは変わらず、お部屋の充実した設備も変わりはありませんでした。

コンシェルジュ :「お休みの準備にお部屋を伺っても宜しいですか?」

もちろんEVA-CHINはお願いすると、コンシェルジュはお部屋を下がったのであります。やはり「ウィズザスタイル福岡」の客室の質感は良いですね。EVA-CHINはこのクイーンダブルタイプのお部屋しか宿泊していませんが、この素敵な居心地を堪能し始めたのでありました。

※写真とコメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

ベッドルーム

今回利用したお部屋は「ウィズザスタイル福岡」では一番小さい広さ37平米のダブル・クイーンタイプです。同タイプのお部屋には広さ44.5平米タイプもある他、ベッドがキングサイズのダブル・キングタイプもあります。ホテルの客室数は16室しかありませんが、全室テラス付きで5種類の部屋タイプがあります。ご覧の通り、今回はオレンジ色の屋根が出ています。


ベッド

ベッドは極上の眠りを提供するシモンズ社製を採用しおり、リネンも最高級で肌触りがとても良く、羽毛も軽くて寝心地が素晴らしかったです。今回もクイーンサイズでしたが狭さは特に感じさせません。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはとてもシンプルな作りで、両側とも同じ作りになっています。ちなみにテーブルの上にあるミネラルウォーターは最初から置かれており、ブランドは採取地がイギリス・ウェールズの「ティナント・スティル・ウォーター」です。更にテーブルにはホテル周辺のサイクリングマップやジョギングマップが置かれています。


ソファ

ソファはテーブルを挟んでオットマンが置かれていますが、お部屋によって配置位置が異なっている様です。テーブルの上にある白いのはアンケート用紙で、写真でお分かりの通り、直ぐ横に洗面台があります。


 

ライティング・デスク

ライティング・デスクは程長く、ミニバーのスナック類やお茶類、加湿器、CDプレイヤーも置かれていますが、デスクとしてのスペースは十分に取られています。デスクの一部には鏡が収納されており、開けると右の写真の様になります。


テレビ

テレビは液晶26型・シャープ製のアクオスでした。一般放送、BS放送を含む11チャンネルを楽しめます。


DVD

DVDは「IO DATA」製で、前回より少し増えて28種のDVDソフトを無料でレンタルする事が可能です。ヨガのDVDをレンタルする場合は、ヨガマットも借りられます。


ミニバー

客室内に置かれているアルコール類、ソフトドリンク類、ミネラルウォーター、お茶、スナック類全てがフリーになっています。ちなみに客室に置かれているビールはキリンラガーとハイネケンで共に2本ずつ冷蔵庫に入ってました。冷蔵庫の上段にはシャンパンも入っており、その後ろにはシャンパングラスが冷やされております。ミネラルウォーターは前述した通り「ティナント・スティル・ウォーター」ですが、冷蔵庫外にも1.5リットルサイズが置かれています。


加湿器

お部屋にインテリアにあった円柱型の加湿器です。とくにメーカー等は調べていません。


CDプレイヤー

CDプレイヤーは音質に定評がある「BOSE」社製でCDが何枚か客室に置かれています。「ウィズザスタイル福岡」ではオリジナルのCDがあるそうで、販売も行っている様です。


ナイトシャツ

ナイトシャツは着心地が良く、肌触りも良かったです。タオルと共にバスケットに入ってました。


スリッパ

スリッパは巾着に入っており、タオル地の履き心地が良いスリッパです。スリッパには特にロゴは入っていません。


キー

キーはオレンジ色でとてもシンプルでした。客室やペントハウスがある3階や4階へ行くためには、部屋のキーをエレベーターの操作盤に差し込んだ後、階数操作をしなければなりません。


 

テラス

全室テラス付ですが、右の写真のように隣の客室との隔たりは植木のみで自由に往来することが出来きます。テラスでルームサービスを頼むときはスタッフが客室に入ることなく届ける事が可能になっていますが、ちょっと落ち着かない気分です。


景色

博多駅近くにあるホテルなので、周りはマンションやビルが多いです。ホテル内はリゾート感を味わえますが、景色はちょっと現実的ですね。


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