THE THOUSAND KYOTO

− デラックス・キング 宿泊記 (2019年5月宿泊) −

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EVA-CHIN :「今回は地下鉄に乗換えですな」

ここは京阪三条駅。今回も淀屋橋から京阪特急のプレミアムカーに乗って京阪三条駅に到着したのでありますが、今回宿泊するホテルは京都駅近くにあるので地下鉄に乗り換えなのであります。京阪三条駅は京阪線と地下鉄東西線が交差する駅で、遠回りではありますが京阪線から地下鉄乗継で地上に出る事無く京都駅に出る事が出来ます。京阪線の中で京都駅に一番近いのは七条駅ですが、遠回りをして地下鉄を利用するもう一つの理由して、ホテル到着後も地下鉄を複数回利用する予定なので一日乗車券を購入してお得に利用する目的もあります。また、チェックインできる15時まではちょっと時間もあるので、時間潰しも目的の一つでありました。

地下鉄東西線は名の通り京都市を東西に走る路線なので、烏丸御池駅で烏丸線に乗り換える必要があります。鉄道好きのEVA-CHINとしては同時に2路線を乗れるので楽しさ倍増ですが、嫁さんとしては面倒の一言でしょうね。時機に程よく京都駅に到着して地下鉄の改札から京都駅地下街に出ました。今回宿泊する THE THOUSAND KYOTO は、JR京都駅ビルの東側に位置しています。広い構内を持つ京都駅では地下街の出口を間違えると無駄足と成りかねない為、慎重に地下街の案内図を確認しながら地上に出ました。出た場所は京都駅の北側にある烏丸口のちょっと東側で狙い通りに出られたので、後は京都駅ビルに沿って東に向かえばホテルがあるのであります。

THE THOUSAND  KYOTO は 2019年1月に京阪ホテルズのフラッグシップとしてオープンしたホテルです。分かりやすい位置で言うと同じ京阪グループである京都センチュリーホテルと隣接しており、メインエントランスはそれぞれにあるものの、ロータリーやパブリックスペースなどで繋がりがあったりして、ホテルレイアウトの点でも個性的なホテルと言えますね。取りあえず2つのホテル名が書かれたロータリー脇の通路を進んで行くと、ドアマンから声を掛けられました。

ドアマン  : 「ご宿泊でしょうか?」

EVA-CHIN: 「はい」

ドアマン  : 「THOUSAND と センチュリー、どちらでご予約でしょうか」

EVA-CHIN : 「THOUSANDです。」

ロータリーは共用されている感じですが、ホテルエントランスはそれぞれ異なっています。ドアマンに案内されるままエントランスを通り抜けると、ホテル独特の良い香りが広がってきました。更に進む先はトンネルの様な通路を通りロビーへと抜けていきます。

EVA-CHIN: 「あらま」

トンネルを抜けると屋内なのに大階段が広がっていました。更に高い吹き抜け。これはインパクトのある光景ですね。京都駅の連なる階段も初めて見たときは衝撃的でしたが、ホテル内でこの規模の空間を作るとは正に驚きです。階段を上がれば2階にあるレストランフロアへと繋がりますが、階段幅が広く通路とは思えない光景です。

EVA-CHIN;「EVA-CHINと申しますが」

先ずはフロントでチェックインです。オープンして間もないので何処も綺麗ですね。レジカードに必要事項を記入した後はお部屋の案内の準備が出来るまで、嫁さんのいるソファで待ちます。

ベル  :「お待たせいたしました。ご案内致します。」

案内の準備が出来たようです。客室へのエレベーターはフロントの先に配置されています。

ベル  :「本日は少し広めのお部屋をご用意させて頂きました。」

これは嬉しいですね。今回の予約はスタンダードなザ・サウザンドダブルです。もともと一つ上の一回り広いお部屋を考えてはいたのですが、実は料金面で断念していたのよね。エレベーターに乗って案内をしてくれたのは最上階の9階で、厳しい建築規制のある京都の中では高い方です。廊下を進んで行きお部屋の前に辿り着くと、そこは明らかに角部屋。部屋に入るとベッドルームへのアプローチが長く、ベッドルームは予想外に窓が大きくて東側の景色が望めました。もともと景色には期待していなかっただけに、これは嬉しい誤算です。修繕中ではありましたが清水寺や頻繁に行き来する新幹線も見えます。

ベル  :「お部屋設備のご案内を致しましょか?」

ベッドルームはとてもスタイリッシュで、ナイトテーブルにはパッドサイズの端末があります。驚くことにエアコンやカーテンなどの操作をこのパッドで行う事が出来る上、アメニティの追加やルームサービスのオーダーもこのパッドで出来るそうで、もちろんインターネットにも接続してサイトも見る事できます。EVA-CHINの中では一番最先端なホテルですな。 しかもお部屋のデザインもスタイリッシュで、これは好みのホテルが京都駅近くにオープンしてくれたものです。


ザ・サウザンド・ デラックス

今回宿泊したのは9階にある「ザ・ サウザンド・デラックス」ルームです。デラックスタイプは建物の構造上レイアウトが複数あり、ダブルA・ダブルB・コーナーツイン・コーナーダブルの4種がありますが、今回宿泊したのはダブルAタイプとなります。客室の広さはタイプによって異なりますが、ダブルタイプは43平米〜45平米となります。全体的に和の趣を残ししつつ、シンプルで上質なデザインですね。


ベッド

ワンベッドのキングサイズは 200cm x 203cm の大きさで、羽毛がEVA-CHINの好きなふんわりタイプです。マットレスはサータ(Serta)社製で THE THOUSAND KYOTOオリジナルマットレスとなっています。羽毛は 270 cm X 230 cm サイズで、ダウン93%/1.95kg と柔らか好きには良い割合ですね。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルなデザインです。テーブルには後述するパッド、黒いポーチ、各種説明書が置かれています。黒いポーチには「CABLE」と書かれており、中にはUSBケーブルと AC-USBアダプターが入っておりました。

 

パッド

ナイトテーブルにはパッドが置かれています。約款などのホテル情報が収められているのはもちろんの事、部屋の照明、エアコン、アラーム、遮光カーテンの操作、ルームサービスのオーダー、アメニティの追加リクエスト、ミニバーの清算・追加もこのパッドで行います。もちろんWEB サイトにも接続可能で、かなり優れた端末ですね。

エアコン操作画面

照明操作画面

アラーム設定画面

カーテン操作画面

ルームサービス画面

追加アメニティオーダー画面

ミニバー画面

デジタル雑誌画面


ソファ

今回のお部屋では窓際にソファが置かれておりました。9階からの眺めではありますが、足を延ばしながら京都の街並みを眺めるの良いものです。今回のお部屋は北東の角部屋の最上階なので、THE THOUSAND KYOTO では一番景色を楽しめるお部屋かも。


チェア & テーブル

ソファに隣接して丸いテーブルとチェアもあります。


テレビ

テレビはソニー製BRAVIA・49インチ4K液晶の壁掛け式テレビで、とてもスッキリとしたお洒落な空間にあります。チャンネル数は地上デジタルが7チャンネル、BSが9チャンネル、海外放送が6チャンネルありました。ブルーレイ等のビデオ機器はお部屋の備え付けではなく、貸出備品に入ります。ご入用の方はパッドからオーダーする事が出来ますよ。


 

ミニバー

木の温もりを感じるミニバーは扉付きで隠す事も出来ます。ただ隣接しているクローゼットと同じレールで扉を動かすので、クローゼットを開ければ必然的にミニバーの所に扉が干渉する構造になります(同時に使うことは無いと思うけど)。EVA-CHINの基準としているビールはプレミアムモルツの瓶で950円でした。最高値は赤ワインのハーフサイズ(Gaja Canarcanda Magari)で7500円です。ちなみにお茶はホテルオリジナルのブレンド和紅茶で、英語表記で「ORIGINAL BLACK TEA」と書かれています。

グラスもオシャレに。日本酒用のグラスもあります

常滑焼の急須、お茶缶は「京くみひも」のオリジナルカラー

お皿、カップも豊富ですね

最高値の「Gaja Canarcanda Magari」は左です

スナックとチョコは共に300円です

日本酒(英勲 古都千年 300ml/2700円)もあります

一番下の引出しにはポットとミネラルウォーター4本

湯沸かしポットはバルミューダです


エスプレッソマシン

イリーのエスプレッソマシンがあります。カートリッジは左からルンゴ、デカフェ、ダークロースト、ミディアムローストです。足りなくなったら、パッドの追加アメニティオーダーページからオーダーが出来ます。


ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはホテルオリジナルです。採水地は岐阜県高山市国府町です。こちらも足りなくなったら、パッドの追加アメニティオーダーページからオーダーが出来ます。


スリッパ

スリッパはグレーのタオル地スリッパですが、巾着はブラックです。スリッパのセンスもなかなか良いですね。


キー

キーはカードキーです。エレベーターにもセキュリティがあって、カードキーが無いと客室階へ行けない様になっています。ちなみに右側のホルダーの入っているのは朝食券になります。尚、カードキーの1枚は部屋の入口にあるホルダーに入れないと、電気が切れるシステムになっております。


景色

今回は東側の9階からの景色です。東側は隣に高い建物は無い上にすぐ下に正行院(猿寺)があるので、京都駅から近い立地でも暫くはこの景色を維持できそうです。東山方向はよく見ると清水寺、少し右に目を向ければ、東福寺かなぁっと思われる寺院の屋根が見えます。京都で遠くまで見渡せる景色って、結構貴重ですよね。


トレインビュー

EVA-CHINはこちらに目が行ってしまいますね。東海道新幹線は高架なので、ご覧の通り行き来を楽しむことが出来ます。在来線の方はたまにビルの合間から、ちょっとだけ見えるだけかな。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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