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ホテル西洋銀座

− スーペリア・クイーン 宿泊記 (宿泊:2002年9月) ー

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夏休みシーズンの8月では何処にもお出掛けできなかったEVA-CHIN。季節は9月に入り、そろそろお出掛けしたいモードに入ったのであります。本屋やインターネットで色々と旅の計画を膨らませながらホテル選びをするつもりではありました。しかしここで、あることに気付いたのであります。8月は確かに旅行もホテルステイもしていません。なのに異様に膨らんでいるお財布。その正体は喜ぶべきお札ではなく、領収書やクレジットカードの明細書なのでありました。よーするに、後先を考えずにショッピング三昧をしていたのであります。これから来るカード会社の請求書は、この世で一番怖いモノになりそうな気配なのでありました。(実際に来た数字に驚いてしまいましたが・・)

しかしホテルステイをしたいと言う願望は、何よりも強かったのであります。今回は旅費の中で大きな比重を占める交通費を抑えるため、久しぶりに東京のホテルステイとしたのであります。泊まってみたいホテルを幾つか候補にあげ、旅行代理店やホテルのホームページで色々と検索していくと、「一休.com」さんの中でEVA-CHIN好みのプランを見つけることができました。それはホテル西洋銀座の「GINZA ONE」というシングルユースのプラン。一泊朝食付き29000円(サ込・税別)なのであります。確かに一般的に考えれば決して安くは無いお値段ですが、ホテル西洋銀座は東京でもトップクラスの実力を持つと言われるホテル。場所も日本の一等地である銀座なのですから、今回はちょこっと贅沢をしてみる事にしたのであります。

宿泊日当日、EVA-CHINは都営浅草線宝町駅に降り立ち、さっそく地上へと階段でのぼります。ホテル西洋銀座は確かに銀座ですが、細かく言えば「銀座1丁目」にあるため、必ずしも「銀座」と名の付く駅で降りる必要性はありません。都営浅草線の宝町駅は乗り換え駅でも無く、急行運転列車の通過駅でもありますが、EVA-CHINからみれば一番利用しやすい駅なのでありました。地上へ出ると目の前には首都高速の橋があり、目を横にしてみれば一際目立つ白いビル。こここそが今回宿泊する「ホテル西洋銀座」なのでありました。しかし場所はさすがに銀座。ホテルを取り巻くビルの数は多く、ホテル全景を写真で収めそうな場所は無く、ホテル周りのイメージは大変ゴミゴミとした感じなのであります。高層ビルの高階層にある「パークハイアット」や緑に囲まれた「フォーシズンズホテル椿山荘東京」と肩を並べる実力があると聞くものの、外見では想像が付かないのでありました。

EVA-CHINは早速ホテルのエントランスに向かうことに致しました。これまた大通りからちょっと中に入った所に、エントランスを含むロータリーがあるのです。ロータリー自体はビルの真下に造られていることもあって大して広くは無いのですが、明らかに流れる空気が異なることに気付いたのであります。ロータリーは駐車場も兼ねておりますが、そこに止まっている車はどれも高級外車ばかり。ベンツ・BMW・ポルシェなど、明らかに EVA-CHINとは生活レベルが異なる車です。しかも出入りはかなり頻繁な時間帯らしく、ドアマンが車の誘導やドアの開け閉めなど走り回っておりました。ドアマンの制服は、よくホテルで見られるような「見た目重視」のデザインではなく、機能性重視の感じを受けるクリーム色のスーツ姿。テキパキと動くその姿はやはりホテルの第一印象を取られる立場だけあって立派です。それにしても、EVA-CHINが入ってもいいのかなぁ。(笑)

ロータリー付近で立ったままだと不審者そのものになってしまう為、EVA-CHINはホテルへ入ることにしました。「扉の向こうには何があるのだろう?」と思いながら入ると、目の前にはロビーではなくエスカレータがバーンとあるのであります。明らかに想像とは異なった造りに驚きながら周りを見ると、横にはエレベータと地下へと続く階段。つまり1階には特に何も無いようなのです。なので早速エスカレータで2階へ上がり周りの様子を見ることにしました。2階に付くと、そこにはソファが一角あるエリアと3階へと続くエスカレータ、そしてレセプションと思われる席が目に入ります。普段利用しているようなフロントが目に付かないため、レセプションの人に声を掛けてみることにしました。

EVA-CHIN      : 「すいません、フロントはこちらで宜しいのでしょうか?」

コンシェルジュ  : 「はい、チェックインはこちらで承ります。」

明らかにEVA-CHINは「初めてきました」という田舎者状態で切り出してしまったのであります。いくらEVA-CHINが東京のお隣にある千葉県人とは言え、職場も千葉なので銀座なんて滅多に来ません。もちろんホテル西洋銀座の位置などは前日地図で調べて初めて分かった程度なので、建物の中の様子などは知る由も無いのであります。それにしても、特にエグゼクティブフロアでもないのに座ってチェックインが出来るようになっているとはさすがですね。ちなみにレセプションのデスクは横並びで2つありどちらも大きく、ゲストが座れるイスがそれぞれ2脚ありました。

EVA-CHIN         : 「EVA-CHINと申しますが・・・」

ここで初めて名前を名乗り、早速座ってチェックインをしてもらうことになりました。まずはレジストレーションカードの記入ですが、すでに殆どの情報が記録されておりました。しかし住所が空欄になっていたので、住所とサインのみを書きコンシェルジュに戻します。

コンシェルジュ  : 「お支払い方法はいかがされますでしょうか?」

きましたねー、デポジット。ここで「現金」なんて言ったらいくら要求されるか分からないので、カードを提示します。チェックインは非常にスムーズに行われ、アッという間に終わってしまいました。その間も他のゲストが現れる様子もなく、このホテルに泊まる客層を見てみたかったものの特に見ることが出来ませんでした。さてお次はお部屋へのご案内。しかしこの付近にはベルの姿は全く見かけません。どうするのかな?

コンシェルジュ  : 「それではお部屋にご案内いたします。」

なるほど、コンシェルジュ自ら行うのね。もしかしたらお部屋までの案内はコンシェルジュの領域になっているのかも知れません。もともとホテル西洋銀座の客室数は他のシティホテルと比べると極端に少ないのです。だからこそ、レセプションで座ってチェックイン・アウトが全ゲストに対して対応できるのかも知れませんね。

エレベータはレセプションの直ぐ横にあり、エレベータの目の前には「レペトワ」と書かれたレストランがあります。他に2階にはバー&ラウンジの「プレリュード」がありますが、懐石料理「吉兆」、イタリア料理「アトーレ」は地下1階に配置されています。そしてエレベータで上がること10階。ホテル西洋銀座は12階建ての様なので、割と高い階数になりました。ちなみに客室は7階から12階に配置されているようです。エレベータを降りると幅広い廊下があり、エレベータから割と近いところに本日お泊まりする客室があったのでした。

コンシェルジュが早速鍵を開け中へと入ります。通されたお部屋は見た感じ構造がちょっと変わっておりました。バスルームを含めると、明らかにお部屋の形は四角では無いのです。非常出口の見取り図をみても、色々な形をした部屋があることを物語っておりました。お部屋全体の広さはかなり広いのですが、バスルームやクローゼット、廊下などにかなりスペースをとられ、ベッドルーム自体の広さは割と狭い印象をうけます。一人でしたら十分の広さを持っていますが、2人となるとベッドルームは若干きつめ。それだけ、その他の部分に面積を取られている感じです。

コンシェルジュ : 「室内は温度、湿度調整が可能になっております。操作はこちらで・・・」

お部屋の説明が始まりました。初めて泊まるホテルなので聞くに事に越したことはありません。それにしても温度はもちろんですが湿度まで調整できるとはかなりの高機能ですねー。しかし操作パネルの見た目はかなりアナログ。フォーシーズンと同じタイプかな?これ。

コンシェルジュ : 「冷蔵庫内はフリーになっておりますので・・・・」

えっ!?フリー!?無料って事?これは素晴らしいですね。後で冷蔵庫内をじっくりと拝見さえてもらおうかな。(笑)

コンシェルジュ : 「明日のご朝食はルームサービスか2階のレペトワになりますが・・・」

ルームサービスねぇ、今思えば、EVA-CHINは未だにルームサービスを取った事がありませんね〜。でもレストランの様子も見たいから、やっぱり「レペトワ」でしょうか。

コンシェルジュは丁寧に分かりやすくお部屋の説明をしてくれました。そして最後に予想もしなかったサービスが待ち受けていたのであります。

コンシェルジュ : 「コーヒーか紅茶をお召し上がりになりますか?」

えっ!?これも無料なの?でもさすがに「お値段は?」なんて聞けないので、有料だろうが無料だろうがお願いすることにしました(ちなみに無料でした(笑))。もちろん、コーヒー党のEVA-CHINはコーヒーをお願いします。コンシェルジュは丁寧にお辞儀をし、退出していったのでありました。

お部屋に一人となったEVA-CHINは早速物色(笑)を開始したのであります。ベッドルームは想像したよりも狭かったものの、ベッドやソファが大きく実に重厚感があります。ただベッドは既にターンダウン済みになっており、写真でよく見かけるようなクッションの置かれた状態ではありませんでした。そしてEVA-CHINがバスルームを見ているとき・・・

ピンポーン

EVA-CHIN      : 「は〜い」

先ほどのコンシェルジュが用意してきたのかなと勝手に想像を膨らませたEVA-CHINは、ドアの外の様子を見ることもなくいきなりドアを開け驚いたのであります。そこには先ほどのコンシェルジュではなく、ホテル西洋銀座ご自慢のバトラーが立っていたのであります。その衣装も正にバトラー(執事)なのでありました。

バトラー   : 「失礼致します、EVA-CHIN様。お待たせいたしました。」

EVA-CHINはバトラーをお部屋に通すと、バトラーはデスクの上にカップ、ミルク、砂糖を置いた後、ポットに入ったコーヒーを注ぎはじめました。その動きは実に流暢で、音や気配すら感じない程でありました。カップに上品な程度にコーヒーを注いだ後、バトラーはEVA-CHINの方に近づき声を掛けてきます。

バトラー   : 「取り急ぎ、何かご用はございますでしょうか?」

EVA-CHIN  :  「特に今は何にもないです。ありがとうございます。」

バトラーは丁寧にお辞儀をした後、部屋から退出したのでありました。さすがはホテル西洋銀座。流れる空気が他のシティホテルとはちょっと違うのでありました。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ベッドルーム

今回利用したお部屋はスーペリア・クイーンと言われるタイプ。ベッドルームは若干狭く感じるものの、お部屋全体の広さは40平米を越える広さをほこります。全体的に高級感が溢れており、非日常を楽しむアイテムは全て揃っているラグジュアリータイプのホテルです。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ベッド

クイーンサイズらしいですが、かなり大きなベッドだと思います。写真は既にターンダウン済みの状態で、お部屋に着いた時には既にこの状態でした。ベッドパッドのボリュームが十分あって寝心地は最高クラス、シーツもツルツルして肌触りが実に良いベッドでした。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ナイトテーブル

実にシンプルな趣ですっきりした感じのデスクです。ベッドサイドには時計の他に、照明の操作やカーテンの開閉も出来るようになっております。

ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

チョコレート

チョコレートが置かれてました。実に上品なお味です。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ソファ

ソファはオットマン(足乗せ)付きでかなり大型のソファです。色はお部屋にあった落ち着きある色合いで、体が沈むような感覚はEVA-CHINが一番好きなタイプですね。尚、ソファー用のテーブルはスペースの関係の為か用意されておりませんでした。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座) ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ライティングデスク

ライティングデスクは思ったよりシンプルな構造です。ホテルの情報はここに揃えられておりました。テーブルにはバトラーが用意したコーヒーが置いてあります。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

テレビ & MD・CD デッキ

テレビのチャンネル数は実に豊富で、普段目にしないようなチャンネルまであります。MD・CDデッキにももちろんリモコンが付いており、ラジオはFMも聞けるようになっておりました。尚、バスルームに流れる音声はテレビの音声ではなく、CD・MDデッキから流れる音声です。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)  ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ミニバー

右の写真にある冷蔵庫内はビールを含めてフリー(無料)になっておりますが、左にあるブランデー、ウィスキー、ジン、ウォッカ、リキュール類は有料になっております。ちなみに、シーバス12年(50ml)は1500円になっておりました。氷はルームサービス方式で、グラスは3種、7個置いてありますが、通常ホテルでよく見られるお茶セットは見あたりませんでした。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

キー

キーはシリンダー方式のキーです。ちなみに切符の様に見えるのは翌日の朝食券です。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

ルームウェア

浴衣ではなくルームウェアが入っております。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

スリッパ

造りが本格的なタオル地スリッパですが、こちらはお持ち帰り可能タイプではなく備品の扱いのようです。


ホテル西洋銀座 (東京・銀座)

景色

場所と建物の高さを考えるとこの辺が妥当という感じでしょうか。東京タワー方向だったのですが、見事看板に隠れておりました。


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