ザ・リッツカールトン東京

− クラブフロア デラックスダブル 宿泊記 (2008年2月宿泊) −

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EVA-CHIN:「やっぱり深いね。」

ここは都営大江戸線の六本木駅。六本木駅には都営大江戸線の他に東京メトロ日比谷線もありますが、東京ミッドタウンには都営大江戸線の改札の方が近い位置にあります。しかし路線が新しい都営大江戸線のホームはとても深い位置にあり、電車を降りても改札へ行くまでには幾つものエスカレーターを乗り継ぐ為、ホームを起点に考えれば想像以上に距離がある駅なのです。対して東京メトロ日比谷線は六本木ヒルズの方が近く、改札から東京ミッドタウンまでは少々距離がありますが、東京ミッドタウンへは地下通路で連絡しているので利便性は悪くありません。どちらを利用しても直接東京ミッドタウンに入れるので、気分や乗り継ぎ方次第のアプローチで良いかと思います。

都営大江戸線の改札を出るとすぐ目の前に東京ミッドタウンの入口があり、エスカレーターを使って敷地内に入ります。東京ミッドタウンの散策は前回のリッツカールトン東京宿泊の際に行いましたが、EVA-CHINと嫁さんは東京へ滅多に行かないだけに、今回も専門店を見歩きながら楽しみました。東京でも比較的新しいスポットである東京ミッドタウンはまだまだ人気のエリアで、何処へ行っても沢山の人で賑わっています。今回宿泊するリッツカールトン東京のチェックインは15時の為、暫くの間、お店や公園等で東京ミッドタウンの雰囲気を楽しみ、チェックインの時間を見計らってホテルへ向かうことにしました。

15時過ぎ、EVA-CHINと嫁さんはメインエントランスではなく、「ザ・リッツ・カールトン カフェ&デリ 」横にある小さなエントランスからホテルに入ります。ここはホテルの宴会場階ですがエントランスの位置が東京ミッドタウンの中央にあり、比較的に利用しやすい特徴があります。ただエントランスを通ると長い通路を歩き、ロビー階に繋がるエレベーターホールとの位置関係が分かり難いので、初めての方は戸惑ってしまうかも知れませんね。でも比較的にこの経路を利用をする人は多いので人の流れに乗っていけば、結構、エレベーターホールに辿り着きやすいかも知れません(笑)。東京ミッドタウンのシンボルであるミッドタワーは現時点では東京一高いビルで、リッツカールトン東京のロビーは45階にあります。客室は更に上層階に配置され、特別フロアであるクラブフロアは最上層階の52階と53階に配置されています。

エレベーターに乗りロビーフロアに到着すると、EVA-CHINは早速フロントへ向かいました。フロントは並ぶほど混んではいませんでしたが、カウンターは全て埋まっていたのでフロントの手前で暫く待つことにします。するとベルガールがEVA-CHINに近寄って声を掛けてきました。

ベルガール : 「ご宿泊でしょうか?」

EVA-CHIN : 「はい、そうです。」

ベルガール : 「クラブフロアにご予約でしょうか?」

EVA-CHINがクラブフロアに予約している旨と名前を伝えると、ベルガールは持っていた宿泊リストと照らし合わせました。今回は着物を着た方ではありませんが、クラブフロア予約者はできるだけ早くクラブラウンジに案内が出来る様に工夫がされています。

ベルガール : 「チェックインはクラブラウンジで行ないますので、ご案内致します。」

今回もフロントへ伝える前に、クラブラウンジへ向かう事が出来ました。

ベルガールはEVA-CHINと嫁さんをエレベーターホールへと案内します。次に利用するエレベーターは客室用のエレベータで45階以上を連絡しますが、客室から外に出るまでは必然的にエレベーターを乗り換える必要があります。エレベーター内ではベルガールが簡単にクラブラウンジの説明を行い、説明が終わる頃にちょうど最上階の53階に到着しました。

リッツカールトン東京のクラブフロアは52階と53階に配置され、専用のクラブラウンジは最上階の53階にあります。クラブラウンジではリッツカールトン大阪と同じ様に1日5回のフードプレゼンテーションやチェックインやアウトなどの手続きも行ってくれます。クラブラウンジへ入ると直ぐに窓際の席に案内をされて、早速、ウェルカムドリンクのオーダーを聞きに来ました。

コンシェルジュ :「コーヒーや紅茶、オレンジシューズ、グレープフルーツジュースがございます。」

EVA-CHINはオレンジジュース、嫁さんは紅茶をお願いします。

コンシェルジュ :「アフタヌーンティをご用意しています。宜しければ、お召し上がり下さい。」

EVA-CHINがチェックインしている時間帯は1日5回あるフードプレゼンテーションの中のアフタヌーンティを提供している時間帯でした。クラブラウンジの中央にはテーブルがありケーキやスコーンなどのお菓子が提供されていますが、それ程口寂しくはないので特に取りには行きませんでした。

コンシェルジュ :「後程、チェックインの手続きに伺わせて頂きます。」

クラブフロアでの時間の流れは優雅ですね。チェックインもラウンジで寛ぎながら行います。暫くするとコンシェルジュがレジカードを持ってEVA-CHINの横に来ました。既に記入された名前、住所、泊数、人数、部屋タイプ、禁煙、料金などの内容確認を行ない、E-MAILの記入とサインを行ってコンシェルジュに戻します。

コンシェルジュ :「お車のご利用ですか?」

残念ながら東京のホテルへ車で利用したことは無いですね。やはり東京は鉄道網が発達していますし、駐車料金が高いですからね。

コンシェルジュ :「新聞は読売新聞と伺っていますが、明日は新聞休刊日ですのでご了承下さい。」

残念なことに、翌日は新聞休刊日でした。

コンシェルジュ :「お支払い方法は如何されますか?」

EVA-CHINは胸ポケットに入れていたクレジットカードをコンシェルジュに渡します。2回目程度ではまだまだクレジットカードのコピーが必要なんですね。

コンシェルジュ :「お部屋のご用意は整っていますので、いつでも仰って下さい。」

チェックインの手続きは全て完了し、EVA-CHINと嫁さんは飲み終わってからお部屋に向かう事にしました。暫くすると先程のコンシェルジュとは違う方がレジカードを持って、EVA-CHINの隣りに近寄ってきます。何かあったのかと思い聞いてみると、話している内容は通常のチェックイン手続きと同じ様子でした。レジカードの名前を確認してみたところ別人の名前が書かれており、どうやら単にコンシェルジュがゲストを間違っただけの様です。名前が違う点と先程チェックインを行った旨を直ぐに伝えると、コンシェルジュは申し訳なさそうに本来のゲストが座る席へと向かったのでした。

クラブラウンジで頂いた飲み物も飲み終えてお部屋へ案内をしてもらおうと席を立つと、直ぐにコンシェルジュが対応してくれました。クラブラウンジを出てエレベーターホールの方へ向かいましたが、エレベーターには乗らず真っ直ぐに進んで行きます。どうやら宿泊するお部屋は前回と同じく最上階の53階の様ですが、廊下を歩く雰囲気からして前回と同じ方向のお部屋の様です。

コンシェルジュ :「ご案内の際にお伝えしたかも知れませんが・・・」

なんでしょう?

コンシェルジュ :「53階にエレベーターでお越しの際はセキュリティが掛かっています。こちらを挿してお越し下さい。」

リッツカールトン東京でクラブフロアに向かう際は、エレベーターの操作盤にカードキーの差込口があり、そこに客室のカードキーを挿入しないと反応しない様になっています。キーの形状は異なりますが、リッツカールトン大阪のクラブフロアと同じ様なセキュリティですね。コンシェルジュに案内をされながら進むと前回宿泊したお部屋の前を通りましたが、さすがに同じお部屋ではなかったものの、驚いたことにお隣の部屋の前でコンシェルジュの足は止まりました。

コンシェルジュ :「非常出口の位置をご確認下さい。」

EVA-CHINと嫁さんは非常出口の位置を確認します。

コンシェルジュ :「本日は53階の36番のお部屋でございます。」

やはり前回宿泊した時のお隣の部屋の様でした。

コンシェルジュ :「カードキーを挿し込みますと、緑のランプが点灯致します。」

コンシェルジュがカードキーで開錠すると、EVA-CHINと嫁さんは早速お部屋の中に入ります。窓から眺める景色は前回と全く同じ皇居側でしたが、お部屋の雰囲気が若干前回と異なることに気付きました。ベッドの向きが異なっていた事もありましたが、窓際にあるソファの形状も異なっていたのです。それ以外の点ではカテゴリも同じなので変わった所は無いのですが、気持ち分だけお部屋の横幅が若干前回のお部屋よりも狭いような気がします。と言っても、お部屋自体は充分広いのですが・・・

コンシェルジュ :「東京で一番高い建物で、最上階の一番高いお部屋です。」

EVA-CHINと嫁さんのコートを掛けてくれたコンシェルジュはEVA-CHINと嫁さんの近くに来ました。日本で一番高いビルは横浜のランドマークタワーなので、東京一高いビルと言う表現になっていました。コンシェルジュ曰く、本当には日本一と言いたかったそうです。

コンシェルジュ :「正面に見える緑が皇居です。」

所々に公園の緑は見えますが、やはり皇居の緑は広いですね。今回宿泊したお部屋からは四ツ谷方向から新橋方向までの景色を眺める事ができます。迎賓館や今話題の赤坂サカス、大手町のオフィスビルなど東京の名所を眺めることが出来ますが、東京タワーや六本木ヒルズなどは別方向の景色です。ちなみにクラブラウンジからは六本木ヒルズを眺める事が出来、森タワーをちょっと上から目線で楽しむ事が出来ますよ。

コンシェルジュ :「夜にお部屋の電気を全て消して頂ければ、夜景が浮いたように見えます。」

確かに夜景はとても綺麗だと思いますね。ただ残念なことに宿泊した夜は日曜日なので企業のお休みが多く、平日の夜の方が綺麗なのかも知れません。その様に思いながら、EVA-CHINはコンシェルジュから鍵を受け取りました。

コンシェルジュ :「クラブラウンジは午後10時まで営業しております。お時間がございましたら、是非お立ち寄り下さい。」

もちろん、飲みに伺わせていただきます(笑)。またビールだけで酔いしれてしまう様な気がしますが、やはりラウンジ抜きではクラブフロアは語れませんよね。

コンシェルジュがお部屋を下がると、EVA-CHINと嫁さんは改めてお部屋の様子を眺めてみました。お部屋の雰囲気は前回宿泊した時と変わらず非日常的な空間ですが、前述した通り窓際にあるソファが異なっています。部屋の水周りの位置の関係からベッドの方向も異なり、カテゴリは一緒でもちょっと気分が変わりますね。EVA-CHINは早速デジカメでお部屋の撮影を開始し、嫁さんは暫く六本木ヒルズへ散歩に出かけました。EVA-CHINの撮影と嫁さんの散歩が終わった後、早速クラブラウンジへ行きましょうかね。

※コメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

 

ベッドルーム

今回利用したのはクラブフロアにある「デラックス・ダブル」のお部屋です。客室は47階から53階に設けられていますが、特別フロアであるクラブフロアは52階と53階にあります。全ての客室が52平米以上あり、窓が大きいのでダイナミックな景色を楽しむ事が出来ますよ。左の写真が日中の様子で、右側がターンダウンサービス後になりますが、前回宿泊したお部屋と比較をすると、窓際にあるソファが異なっています。


ベッド

左側は日中のベッドで、シャンパン色のベッドスローがとても素敵ですね。右側がターンダウンサービス後のベッドで、上質なフレッテ製リネンは純白で肌触りが良くとても寝心地が良いです。ベッドはシーリー社製を採用しています。


ナイトテーブル

ナイトテーブルでは、室内灯、読書灯、足元灯、浴室常夜灯、「DO NOT DISTURB」、「MAKE UP ROOM」のスイッチの他に、レースカーテン、遮光カーテンの開閉操作が出来るようになっています。時計はアナログ式でアラーム付です。向かって右側のパネルは全て操作が出来ますが、左側は読書灯と足元灯のスイッチしかありません。


ソファ

前回の宿泊したお部屋とは異なるタイプのソファですが、こちらもゆったりとしていて座り心地が良いです。ただ残念ながら、オットマン(足乗せ)はありません。ソファタイプは好みがあるかも知れませんが、EVA-CHIN的な好みとしては、2人で泊まるなら前回宿泊したタイプの方が好きですね。


ライティングデスク

ライティングデスクは窓際には無く、ベッドよりバスルーム側にある珍しい配置です。約款やサービス等のホテルの情報は、左側写真の一段高い場所に置いてある箱の中にあります。ライティングデスクは高さも丁度良く書き物が捗りそうですが、今回の宿泊でも見事に小物置き場になってしまいました。また、右側の写真の様に各種入力も備えています。


テレビ & DVD / CD プレイヤー

テレビは40型液晶のソニー製「BRAVIA」です。チャンネルは地上デジタル8チャンネル、BS放送8チャンネル、CS放送17チャンネルと有料放送になります。DVD/CDプレイヤーもソニー製で、機種は「DVP-N53P」です。


ミニバー

ミニバーは豊富に取り揃えており、EVA-CHINが基準としている缶ビール(350ml)は1本840円(更にサービス料10%が加算)です。銘柄はアサヒスーパードライ、サッポロエビス、サントリープレミアムモルツ、プライムタイム、ハイネケンです。最高値は「レミーマルタン ルイ13世」のブランデーで50400円でした。無料のお茶セットは緑茶、カモマイルティ、フルーツフレーバーティ、ダージリン、コーヒーで、右下の写真の様にカップにはシュガースティックが付いていました。


「NAGAE」の陶磁器

約1300年の歴史を誇る日本六古窯の一つ「瀬戸」。その「瀬戸磁器」の本流にこだわり、オリジナルのデザインを持つ「NAGAE」が東京ミッドタウンに誕生し、リッツカールトン東京にも置かれています。前回にもご紹介しましたが、「ふた」の裏側にはリッツカールトンのロゴがぎっしり入っており、更に陶磁器はとても薄く、割れてしまいそうでビクビクしちゃいました。


扇子模様

「NAGAEの陶磁器」でご紹介した左側の写真を見て頂くと分かるのですが、プライベートバーやライティングデスク周辺など、部分的に和を感じる扇子の絵柄を使った壁紙を使ってます。ちなみにライティンクデスクにあるレターセットも、同様の絵柄がありました。やはり日本らしさをアピールしていますね。


カードキー

カードキーのデザインはシンプルです。クラブフロアではエレベーターを使用する際に、このカードキーを使用します。


スリッパ

スリッパはリッツのロゴ付でボリュームがあり、とても履き心地の良いスリッパでした。写真の様な巾着に入っています。


景色

今回利用したお部屋からは、迎賓館から皇居、新橋付近に至るまでの景色を眺めることが出来ました。どのお部屋からも東京のダイナミックな景色を楽しむことが出来ます。写真をクリックすると壁紙サイズの1024X768サイズが表示されます。ちなみに左上が四谷方向、右上が赤坂・皇居方向、左下が新橋方向です。

 

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