ザ・リッツカールトン大阪

スーペリア・ダブル 宿泊記 (2002年3月宿泊)

「ザ・リッツ・カールトン大阪」・すぐ泊まりたくなる宿泊プランはこちら




EVA-CHIN : 「何処にしようかなぁ〜」

これは旅に出かける前の独り言です。季節もすっかり春になり、京都の桜を見てみたくなったEVA-CHINは、急遽旅立つことを決意したのであります。しかし仕事の都合上今回は1泊2日という限られた時間しかなく、ホテルも1泊しかできません。貴重なホテルステイを何処のホテルで過ごすのか、EVA-CHINには非常に大きな問題なのでありました。

最初に候補を挙げてみたのが、「京都ホテルオークラ」。しかしインターネット等でお得なプランを探すものの、シングルユース派のEVA-CHINに見合うプランが発見できず今回は断念。次は視点を大阪に移して、宿泊したことがないホテルを考えることにします。すると、大阪駅前という便利な立地条件をもちながら宿泊経験の無い「ヒルトン大阪」が頭に浮かびます。しかもインターネットで検索すると、一休.comでお安いプランを発見。ツインかダブルのシングルユースで17000円というお値段は、EVA-CHIN的にすご〜く魅力的に写るのでありました。しかし・・・な・・・

「ヒルトン大阪」は雑誌等の写真を拝見する限り、以前宿泊した「ヒルトン名古屋」とお部屋があまり変わらないイメージがEVA-CHINにはあるのであります。今回の旅行は1泊のみなので、宿泊経験の無いホテルでもEVA-CHIN的にはちょっとこだわりたい。そこで次なる候補を考えることにしました。「リーガロイヤル」、「ウェスティンホテル大阪」、「ホテル阪急インターナショナル」等々・・・、考えれば考えるほど悩みが深くなり、時間だけが経っていくのでありました。そしてEVA-CHINが選んだホテルは・・・・そうです、「ザ・リッツカールトン大阪」。やっぱり EVA-CHIN は、リッツが大好きなんですね〜。

そして宿泊日当日。EVA-CHINは京都の河原町から阪急電車に乗って阪急梅田駅に到着しました。関東の私鉄では見ることが出来ない程の広さを持つビックターミナルを歩き、改札から出ます。取りあえず人の流れに合わせて地下街へと足を運ぶEVA-CHIN。これが間違いの一歩なのでありました。

大阪駅周辺の地下街は、関東では考えられないほど広くて複雑になっています。何度が足を踏み入れた事はありますが、正直に言えば巨大迷路に近いものがあり、一つ間違えるととんでも無い方向に出てしまいます。もちろん案内図や標識は有りますが、阪急梅田からハービスOSAKA(リッツカールトン)までの距離となると「???」の世界。何度となく首をひねったり、今来た道を戻ったりしながらホテルへと向かい、何とかたどり着いたのでありました。

今回はリッツの正面玄関からではなく、「LANVIN」の横にあるエントランスから入ることにします。このエントランスは面白いことに、更にドア一つで正面エントランスに通じておりますが、入って、もう一度出て、更に正面玄関から入るのもなんなんで、「The Ritz-Carton Boutique」、「The Lobby Lounge」、ロビーを通ってフロントに向かいます。今回は、正面玄関もロビーもフロントも混雑しておらず、「タクシーでホテルに着けば良かったかな〜」とちょっとだけ思うのでした。

EVA-CHIN  : 「 EVA-CHIN と申しますが・・・」  ← 実際は実名です。

早速空いているフロントの方に声を掛けてみます。

フロント   : 「EVA-CHIN 様でございますね。御一泊で承っておりますが宜しいでしょうか?」

EVA-CHIN : 「はい」

フロント   : 「お帰りなさいませ」

「お帰りなさいませ」・・・なんとも嬉しい言葉ですね。チェックインの段階でこのように声を掛けてくれると、ゲストとしてとても嬉しい限りです。

フロント   : 「サインだけで結構でございます」

もちろん、レジストレーションカードもサインだけです。フロントはチェックイン手続きをスムーズに続けていきます。

フロント   : 「EVA-CHIN様、本日も禁煙のお部屋をご用意致しました。」

皆様、聞きました?「も」ですよ「も」。もちろんEVA-CHINは予約やチェックインの段階で、禁煙ルームのリクエストはしておりません。過去の宿泊履歴からちゃんと禁煙ルームを取ってくれたのです(EVA-CHINは大の煙草嫌いです)。そしてフロントが手に持っていたキーの番号をEVA-CHINはすばやく読みとります。

EVA-CHIN  : ( 部屋番号は2903号室か・・・・  ん!? )

何処か聞き覚えのある番号だな〜・・と思いつつ、フロントからベルにバトンタッチされました。

今回お部屋に案内していただいたベルは、とても笑顔がさわやかな男性です。もちろんフロントからベルにタッチされる段階で、EVA-CHINが過去にリッツへ宿泊していることが知られます。ベルに案内されながら、明日の朝食の場となるスプレンディードの前を通りエレベータホールへ向かうのでした。

ベル    : 「この後は、ホテルでごゆっくりとされる予定でしょうか?」

EVA-CHIN : 「はい、そのつもりです。」

ベル    : 「では、フィットネスをご利用されてはいかがでしょうか?」

毎度、毎度、フィットネスを勧められるEVA-CHIN。恐らく今回もアッという間に時間が過ぎて、利用できそうもない気がします。ホテルライフを楽しむのに欠かせない施設ですが、それを全く利用できていないEVA-CHIN って一体・・・

ベル    : 「御夕食はお決まりでしょうか。宜しければ、お手伝いさせて頂きます。」

EVA-CHIN : 「実はまだ決めてないんです。ちょっと後で考えてみますね。」

実は内心、今夜の夕食を決めておりました。EVA-CHINが既に心に決めていた優雅な夕食とは・・!?

EVA-CHIN : ( トンカツ食べた〜い!!今夜はハービスにある 「とんかつ和幸」だな。 )

さすがにこんなことは、ベルに言えませ〜ん。

さて、29階のお部屋に到着しました。非常出口の位置説明をしてからお部屋の中へ案内されます。お部屋ではレースカーテンが掛かっている状態なので、ベルがレースカーテンを開けてくれました。そして上着をクローゼットに掛けてくれ、実にキビキビと動いておりました。

ベル    : 「EVA-CHIN様、ウェルカムドリンクをお持ちしてもよろしいでしょうか?」

EVA-CHIN : 「お願いいたします。」

前回はドリンクと一緒にフルーツを持ってきてくれました。今回はどうなるのかな?・・と思いつつ、ベルが不在の間、窓に広がる景色を見てみます。すると、EVA-CHINはあることを確信致しました。実は今回のお部屋、前回宿泊したお部屋と全く同じだったのです。こんな事ってあるんですね〜。

暫くするとドアがノックされ、ウェルカムドリンクとフルーツを持つベルが戻ってきました。EVA-CHINがフルーツの入ったバスケットに視線を向けてみると、オレンジ色と赤い色が見えます。どうやら今回は、オレンジとリンゴを持ってきてくれたようです。

ベル    : 「おしぼりをどうぞ」

フルーツとドリンクを置いたテーブルから少し離れていたEVA-CHINの所に、わざわざおしぼりを持ってきてくれました。そのままテーブルにおしぼりを置かずにゲストの所まで持ってくるなんて、実に気を使ってくれてますね。

ベル     : 「お部屋の温度は、大丈夫でしょうか?」

次にベルはお部屋の状態に気を配り始めます。

EVA-CHIN  : 「はい、大丈夫です。」

ベル     : 「何か今、お尋ねしたいことはありますでしょうか?」

EVA-CHIN  : 「特に今は無いですね。」

ベル     : 「私、XX と申しますので、ご用がありましたらいつでもお声をお掛けください。」

EVA-CHIN  : 「はい、ありがとうございます」

ベル    :  「それでは EVA-CHIN 様、失礼いたします。」

実に今回のベルは、EVA-CHIN的から見ても立派ですね〜。ゲストをただ案内するのではなく細かい所まで気を配り、好感度が非常に高く感じるのでありました。

さてさて今回のお部屋は前回と全く同じですので、写真とコメントの大半は前回とほぼ同じです。ご了承下さい。


  

ベッドルーム

とても優雅で広々としたベッドルーム。スーペリアでこの広さは、もちろん大阪でトップクラスです。もちろん前回と全く同じお部屋なので、変更点はございません。


ベッド・サイドデスク

EVA-CHINの経験上では全て同じタイプです。ボタンも大きくて分かりやすく、レースカーテンと遮光カーテンの開け閉めが、独立して操作できるのは嬉しいですね。


ソファ

スイートを除けば、ソファも全て共通な感じがします。ターンダウン後はテーブルの上にグラスとアイスボックスが用意され、ついついミニバーに手が出ちゃいますね。ちなみに眼下には大阪駅が広がっています。


ライティング・デスク

とても重厚で品のあるライティングですね。クラブフロアと異なりファックスはありません。デスクの上には、ウェルカムドリンクとフルーツがのっています。


テレビ

テレビはチャンネル数が豊富なワイドテレビが、これまた上品な家具に収まっています。クラブフロアやスイートと異なる点は、CDプレーヤーが置いてありません。ちなみに引出には、浴衣が収まっています。


ミニバー

ミニバーは共通です。標準としている缶ビール(350ml)1本の値段は850円で、EVA-CHINの経験上未だにトップを誇っています。


パジャマ

前回一般フロアに宿泊したときは有りませんでしたが、知らない内に一般フロアにも常備されたようです。とてもゆったりとしていて、リッツロゴも素敵ですね。尚、リッツには色々な宿泊プランがありますが、プランによってはパジャマをプレゼントしてくれるものもあります。


浴衣

もちろん!?浴衣もあります。皆様はどちらを選択するのでしょうか。ちなみにEVA-CHINはパジャマです。


スリッパ

やっぱりタオル地のスリッパは良いですね〜。ブライトンみたいにスリッパへロゴを入れてくれると、持ち帰っちゃうんだけどなぁ。


鍵はカードキーではありませんが、お洒落なリッツロゴのキーホルダーが付いた特殊な鍵です。


ウェルカムドリンク & フルーツ

今回のフルーツは、オレンジとリンゴでした。実は前回オレンジを1個残してしまったので、リンゴにしてくれたのでしょうか?


  

景色

今回も大阪駅方向の宿泊でした。左の写真の一番高いビルは、ホテル阪急インターナショナルで、写真には写っていませんが更に左にウェスティンホテル大阪が見えます。右の写真にはグランヴィア大阪と、右端にヒルトン大阪がちょっとだけ写っています。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

「ザ・リッツカールトン大阪」の宿泊プラン・空室検索、ご予約はこちら

  

「ザ・リッツカールトン大阪」のトップページはこちら