リーガロイヤルホテル大阪

ザ・ナチュラルコンフォートタワーズ

− フロアタイプ森・ルームタイプ森 宿泊記 (2006年10月宿泊) −

「リーガロイヤルホテル」・すぐ泊まりたくなる宿泊プランはこちら



EVA-CHIN  : 「あれ!?無い・・」

ここはJR大阪駅の北側出口。以前、ここから乗車したはずのホテル行きバス停が全くないのであります。EVA-CHINが訪れた2006年10月ではJR大阪駅構内を大規模に工事しており、恐らくその関係で各ホテル行きのバス停が移動した模様なのですが、正直何処へ移動したのか全く分からないのでありました。何か情報を得ようと大阪駅の外周を回りながら探す事にしたのでありますが、ここまで案内表示を見ながら歩いてきたつもりもあり、一体何処で間違ってしまったのか不思議なのであります。

しばらく歩いてガード下に入ると、後方からダークグリーンの色をしたバスが目に飛び込んできました。これは間違い無く今夜宿泊するリーガロイヤルホテルの送迎バスであります。丁度EVA-CHINを越したところでバスは停車し、お客様を降ろし始めました。降車場は以前と変わらずガード下の様ですが、恐らく満席だと思われる送迎バスからは沢山のお客様が下車しており、乗客を完全に降ろし終わるのを待ってから運転手に乗車する場所を聞いてみる事にしたのであります。

運転手さん : 「ここです。」

どうやら工事の関係で乗車も下車も一緒になったようですね。しかし知っていないとバスの乗車位置を探すのはちょっと一苦労の様な気がします。大阪駅の工事の進み具合で状況は変わるかも知れませんが、ガード下はあまりにも目立たずとても暗いので、工事が完成した際にはもう少し広い場所の確保が出来れば嬉しいですね。そんな工事中のJR大阪駅ですが、EVA-CHINにとって嬉しい所もありました。EVA-CHINと嫁さんは大型のキャリーケースを持って旅をしますが、サイズの関係上一番大きいサイズのコインロッカーを探さなければならず、大阪駅の様なビックステーションでもロッカー探しは結構大変であります。しかしJR大阪駅の桜橋出口側にはいつの間にかに「トラベルコート」と呼ばれる建物が出来ており、ここには旅行代理店が中心に入居していますが、この中に「手荷物預かり所」も出来ていたのであります。営業時間は20時までと制約は受けるものの、最初から「手荷物預かり所」へ向かえば大型のコインロッカーを探す手間も省け結構楽でした。もちろん、駅の近くに宿泊するホテルがあればチェックイン前に荷物を預けるのも手ですが、リーガロイヤルホテルの様にバスで移動しなければならない場合は時間が掛かりすぎるので、今後も「手荷物預かり所」が重宝しそうであります。

さて、EVA-CHINと嫁さんがバスに乗車すると他にお客様が3人乗車してきました。まだ5人しか乗っていませんがバスは直ぐに発車しホテルに向けて走り始めます。リーガロイヤルホテルの送迎バスは正しくシャトルバスであり、10時から21時までは1時間に10本、つまり6分間隔でバスが運行されています。バスがJR大阪駅前を出発すると、渋滞が無かった事もあり約5分でリーガロイヤルホテルに到着しました。ホテルに到着し周りを見てみると、ホテル内にあるJR大阪駅行きの待合所では1台ではさばき切れない位の長い列が出来ており、この光景はいつ見てもリーガロイヤルホテルの人気の高さを感じさせてくれるのであります。

EVA-CHINと嫁さんはバスを降りてロビーに入った後、19階にある「ナチュラルコンフォートタワーズ(以下リーガNC)」の専用フロントに向かう事にしました。エレベーターは過去に何回かお世話になった「プレジデンシャルタワーズ(以下リーガPT)」と同じエレベーターを使用し、19階に到着するとリーガPTと同じ様にエレベーターホールのすぐ前にレセプションが設けられ、座りながらチェックインが出来るようになっています。落ち着いた雰囲気が感じられるレセプションでは、EVA-CHINと嫁さん以外のゲストの姿は見られず、すぐに座ってチェックイン手続きを始めることができました。

最初にEVA-CHINは名前をコンシェルジュに伝えます。コンシェルジュはすぐに端末を操作して情報を引き出すと同時にレジカードを差し出し、内容を確認して間違いが無いことを確認するとEVA-CHINはサインのみを行ってレセプションに戻しました。

コンシェルジュ :「リーガNCは初めてご利用なので、ご説明いたします。」

以前利用したリーガPTも今回利用するリーガNCも同じ特別フロアですが、それぞれ専用のラウンジを持っており設定も異なっています。リーガNCのラウンジはレセプションのすぐお隣りに入口があり、営業時間は21時までとリーガPTのラウンジと営業時間は同じですが、肝心のEVA-CHINが好きなアルコールが飲めるアペリティフタイムは、17時30分から19時30分までの2時間だけになっています。レセプションからラウンジの様子を眺めただけでも素敵な空間が感じられたので、後ほどゆっくりと楽しませてもらう事にしましょう。

コンシェルジュ :「お部屋は森フロアの森のスイートをご用意しています。」

リーガNCは「花・空・海・森」の4つをフロアテーマにし、客室のバリエーションは30種類にもなります。フロントのある19階のフロアテーマは花で、「チューリップ」や「椿」、「牡丹」、「梅」、「紫陽花」などの更に個性的なルームテーマが設けられ、同じ階でもお部屋の雰囲気は異なります。同様に20階のフロアテーマである「空」では、「宇宙」や「星」、「森」、「光と影」、「海」等のルームテーマに分けられ、21階の「海」では「森(屋久島)」、「森(奄美大島)」、「光と影」、「川」、「海」等のルームテーマがあり、22階のフロアテーマ「森」では、「森」、「花(芸術)」、「月」、「日(太陽)」、「花」等をルームテーマにしたお部屋が用意されています。お気づきの通り各フロアには同じルームテーマがある場合があり、今回EVA-CHINが宿泊するのは「森」フロアのルームテーマが「森」と言う訳になります。今回の予約は一休.comを利用しましたが、通常の予約フォーマットではフロアやテーマまで選べる様にはなっていなかったので、備考欄に禁煙とテーマ「森」をリクエストしたところ、翌日にはテーマ「森―森タイプ」で予約を受けた旨のメールを頂きました。予約する際にご希望のテーマがありましたら、備考欄に記入しリクエストを行ったが良いかと思います。どのタイプのお部屋も個性的ですが、中でもEVA-CHINが一番興味をもったのが今回宿泊するスイート(森―森タイプ)でありました。公式ホームページで見た斬新にベッドを斜めに配置した独特のレイアウトや森を感じる雰囲気が気に入り、実際に宿泊して体験したいと思ったのであります。お部屋のレイアウトや調度品もテーマによって異なっているので、一度リーガロイヤルホテルの公式サイトでお部屋の様子を見て選ぶのも、結構楽しいかも知れません。

一休.comの空室検索・ご予約はこちら (リーガロイヤルホテル大阪)

コンシェルジュ :「お部屋にご案内を致します。」

チェックイン手続きが完了すると、お部屋の案内となりました。リーガNCのお部屋はレセプションのある19階から22階までを設定しており、リーガPTが23階以上にあるので、リーガPTの下にリーガNCが配置されていることになります。エレベーターは共通になっていますが、リーガPTの様にエレベーターの操作盤へ鍵を差し込む必要はありません。リーガNCではエレベーターを普通に操作しますが、各客室階のエレベーターホールには客室の廊下との間にガラスドアによって空間が仕切られており、リーガNCの宿泊者しか入れないようにしっかりとしたセキュリティシステムになっています。

EVA-CHINが今回宿泊するフロアテーマ「森」のスイートは22階にありました。エレベーターでレセプションのある19階から22階に移動し、客室のキーを使ってエレベーターホールから廊下に入ります。お部屋は一番奥にある角部屋で、足を進めるたびに天井のライトが先導するかの様に足元を照らしてくれました。

お部屋に到着するとコンシェルジュがドアを開けてくれます。お部屋の中に入るとさすがはテーマ「森」。全体的にダークグリーンの配色を使い、斬新に斜めにレイアウトされたベッドボードの上には大きな木の写真があります。テーマ「森」のスイートは、リーガPTのコーナースイートと同じ様にワンルームスイートタイプで、リビングもベッドの同じお部屋にあります。斜めにベッドを配置したレイアウトは独特な雰囲気でお部屋が結構広く感じられましたが、景色は残念ながら西側で反対側にある東側と比べて直ぐ近くに高い建物があり割と視界が狭いです。しかしリーガNCのラウンジは東側にあるので、ラウンジを利用すれば両方の景色を楽しむ事ができます。

コンシェルジュ :「お荷物をお入れしてもよろしいですか?」

EVA-CHINがお願いすると、コンシェルジュが荷物をお部屋の中に入れてくれます。その際、お部屋のキーを受け取るとEVA-CHINはある質問をしてみました。

EVA-CHIN   :「フィットネスを利用したい場合は、どうすれば宜しいのですか?」

コンシェルジュ :「フィットネスはお一人様、5000円になります。」

フィットネスは有料なのですね。今まで興味のある分野ではなかったので知りませんでした。そう言えば、リーガPTの客室階には小さなフィットネスルームがありましたが、リーガNCは特に無さそうであります。

EVA-CHIN   :「プールの水着のレンタルは可能ですか?」

コンシェルジュ :「有料ですが、ございます。」

聞けば水着は1050円、キャップは無料との事。ちなみにリーガNCもプールだけの利用は無料だそうです。レンタルが必要な場合は6階の受付でリクエストすれば良いそうですが、プールだけでも嫁さんは利用するのかな?
他に質問する旨が無いことを伝えると、コンシェルジュは部屋を下がりました。アペリティフタイムが始まる時間までは少しあるので、しばらくお部屋の写真を撮りながら寛ぐことにしたのでありました。


 

ベッドルーム

今回利用したお部屋は「ザ・ナチュラルコンフォートタワーズ」のフロアテーマ森・ルームテーマ森のワンルームスイートです。テーマが森なので絨毯や壁紙(和紙を使用)等の配色はグリーンを基調とし、ベッドを斜めに配置した斬新なレイアウトになっています。リーガPTのコーナースイートと同じ位置にあるのでお部屋の広さは推定60平米だと思われますが、レイアウトが斜めなのでとても広く見えます。


 

ベッド

大きな木の下にベッドがありそうな雰囲気が出ていますね。他のホテルには無いレイアウトやスタイルが楽しめるのも、リーガNCの特徴だと思います。テーマが「森」だけに色々と心休まる工夫がされており、グリーンは自然を感じる色でとても好きです。ベッドボードをご覧頂けると分かる通りベッドは通常ハリウッドツインスタイルになっていますが、リクエストによって横幅240センチのキングサイズに変更することが可能です。羽毛はとても軽くて大きいので、EVA-CHINが好きなベッドの一つでもあります。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルですが、お部屋に合った配色で上品さを感じさせます。ラジオ3チャンネル(NHK/NHKFM/LOCAL)とBGM、読書・室内・足元・枕元灯の操作が可能になっております。


 

ソファ

こちらもお部屋の配色にとても似合う立派なソファです。ソファテーブルの上に乗っている白いリモコンはカーテン操作用のリモコンで、窓二つ分の遮光カーテンとレースカーテンをそれぞれ独立して操作する事が可能になっています。菱形の入れ物にはリーガPTでもお馴染みの和菓子が入っておりました。


ライティングデスク

ソファとテレビの間には使い心地の良い立派なライティングデスクがあり、壁には鏡が掛かっています。


テレビ

テレビはパナソニック製の32型液晶テレビ(TH-32LX50)で、一般・BSが11チャンネル、ホテル・ラジオチャンネルが8チャンネルあります。同じスイートクラスでテレビ等の設備やサービスを比較すると、リーガPTが上のランクである事を感じられます。


DVD・ビデオ

ビデオはパナソニック製「DMR-ES30V」です。VHSとDVDの他に、DVD-RAMやDVD-Rも対応しています。


 

ミニバー

ビールが比較的豊富に揃う缶ビール(350ml)の1本の値段は700円で、前回リーガロイヤルホテルを利用した時よりも若干値上がっています。種類はアサヒスーパードライ・モルツ・プレミアムモルツ・ミラースペシャル・極があります。最高値は1000円のブランデーとワインでした。お茶セットでは煎茶とほうじ茶、こぶ茶、梅こぶ茶があります。


ミネラルウォーター

先ほどの冷蔵庫に入っておりますが、こちらは無料で頂けるミネラルウォーター・「屋久島・縄文水」です。


キー

リーガPTではシリンダータイプでしたが、リーガNCではカードキーを採用しています。エレベータホールから客室廊下の間にガラスドアのセキュリティがあり、このキーを使用して中に入ります。


ズボンプレッサー

クローゼットの中にズボンプレッサーがあります。最近お部屋に常備するホテルが増えてきた感じがしますが、EVA-CHINはまだ1回しか利用したことが無いです。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが好きなお持ち帰り可能のタオル地スリッパです。リーガロイヤルのロゴがとっても素敵ですね。


 

景色

階数は22階で若干下ですが、今回利用した西側のお部屋はリーガPTの西側の景色とほぼ変わりません。目の前には比較的高い建物があり景色の見通しはあまり良くありませんが、窓に近づいた時の南側と北側はご覧の通りの景色が見えます。リーガロイヤルホテルの景色は東側の方が良く、リーガNCやリーガPTのラウンジも東側にあります。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

「リーガロイヤルホテル」の宿泊プラン・空室検索、ご予約はこちら

 

リーガロイヤルホテル大阪のトップページはこちら