ホテルグランヴィア京都

デラックス・ダブル (宿泊 2001.02)

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JR京都駅直結と言う便利さで、JR伊勢丹と共に京都駅に誕生したグランヴィア京都。古都京都にありながら近代的なビルで、一見だけでも価値のある造りをしています。名古屋ではJRセントラルタワーズの縦長に対して、京都駅ビルは横長。全景をカメラに収めるのはまず困難なことでしょう。グランヴィア京都は、この駅ビルの約半分を占める15階建てのホテルですが、構造物の制限があった京都の中では、一番高い建物の一つになります。その為か15階からでも京都市街を一望できるため、レストランを15階に集中させている感じがしました。

グランヴィア京都への宿泊は特に宿泊パックを利用せず、ホテルに直接電話予約をする形で、ラックレート(正規料金)を使用する一番勿体無い方法をとりました。ホテルではいろいろな割安プランがあるのですが、グランヴィア京都では少数派であるダブルルームを望んでしまった為プランが無く、結果として正規料金を選んだ訳です。観光客をターゲットにしている為、ホテルの大半はツインルーム。シングルで利用する際はツインのシングル利用がメインであるため、EVA-CHINの様なわがままをだすと、このような結果になってしまう訳です。ちなみにシングルルームは無く、ダブルでもグランヴィアフロアを望んでしまったので、一泊29000円也。しかもルームチャージなので朝食は付いておらず、何とも贅沢な宿泊となってしまいました。

さてさて、グランヴィア京都のエントランスも複数あり、さすがにJR西日本系列のホテルと言うこともあって、京都駅とのコネクションはかなり便利です。グランヴィア京都は空港連絡バス発着場とは反対側の中央口側にあり、京都駅中央口の他、南北自由通路からもエントランスがありました。メインエントランスはシアター側のようですが、ロビーやフロントが2階に有るため、外から入る際にはエスカレータで上る必要性があります。EVA-CHINはメインエントランスから入ってみたのですがドアマンの姿はなく、ホテルに入っても、混雑時に到着してしまった為かベルが構えて立ってはいませんでした。ロビーは比較的に広いものの、正直言えば人が多すぎ。駅直結の便利さからか、待ち合わせとも思える人が結構いっぱい居るように感じを受けます。フロントに行ってチェックイン手続きへ・・・。手続き最中にベルも戻ってきて、後ろでちゃんとスタンバイ。結果としては、部屋への案内時にロビーで待たせれることなく客室案内へとなりました。

グランヴィア京都の構造は、実に複雑な感じを受けます。外見からでは単調な形かと思いましたが、実際は「コ」の字型になっているようです。基本的には外側に向かって客室が配置されているものの、中には内側に面している客室がある為、一部の客室では景色を全く望むことができません。基本的にはスタンダートクラスが割り当てられているようですが、京都市街側を望む部屋を希望する場合は、事前に確認することをオススメ致します。EVA-CHINの宿泊はグランヴィアフロアのデラックス・ダブルルーム。グランヴィアフロアは14階・15階に設定され、グランヴィア・ラウンジを利用できる特典を持っています。グランヴィアフロアは、チェックアウトの精算やソフトドリンクのサービスをラウンジで受ける事が出来ますが、朝食のサービスは行っていません。また、レストランが15階に設定されている関係上、エレベータに細工(鍵を入れることによって作動)はされておらず、あまり恩恵を受けているという気分が少ない気もします。

荷物をベルに預け、ロビーから客室に向かう為エレベータへと案内される訳ですが、ここで結構重要なポイントがあることに気付きました。実は客室に向かうエレベータは一つではなく、ロビーを挟んだ反対側にも設置されているのです。これは「コ」の字型に客室が配置され、エレベータが「コ」の字の両端に設置されている為の様です。15階を除く客室の階では連絡橋は無く、誤乗してしまうと延々と長い廊下を歩かされる結果となる訳です。案内された階数は14階。15階建てのグランヴィア京都の中では高層階に入ります。客室はエレベータを降りた後、かなり長い廊下を歩いた先にありましたがそれでも部屋の向き京都タワー側。やはり、大きなホテルです。

ベルにドアを開けてもらう時は、もっともドキドキする瞬間です。部屋のキーは、カードキーを採用しています。カードキーは持ち運びが大変楽で、今では一番好きな鍵のタイプですが、一番最初にカードキーを使った時の事を今でも忘れません。何度やっても失敗し、挙げ句の果てには操作方法が間違っていると思いこみ、廊下に設置されている電話でフロントに聞いたものの操作は間違っておらず、ドアの前で暫く考え込んでいたことがありました。恥ずかしい思い出ですよね。ドアを開けてもらうと、青い絨毯が広がっていました。部屋もゆとりある広さで推定35平方メートル。なかなかのものです。ベルに部屋の設備を説明して貰い、グランヴィアフロアなのでチェックアウトはラウンジで出来る旨を言って部屋から下がりました。客室は河原町や三条がある市街側。早速窓から京都市街を眺めてみると、確かに京都タワー以外の高い建物は無いため一望ができるものの、目立って見えたのは東本願寺の屋根と京都タワーだけ。あとは、雑居ビルって感じです。京都タワーはよく見ると、展望室にいる人をはっきり見ることが出来ました。部屋の方向は、もしかしたらJRの線路側の方が面白いかも知れません。望むことは出来なかったので詳しくは分かりませんが、東寺や伏見城が見えるのかも知れませんね。

さて、部屋の中を振り返ってみるとダブルベットが鎮座しています。ベッドカバーは、肉眼ではあまり感じなかったものの、写真で見れば分かる通り、光沢のあるカバーが掛けられています。枕は4つありましたが、どれも硬めのタイプで個人的には好きになれませんでした。サイドのパネルでは、明かりのみの操作が可能です。そして、ソファはとても良かったです。客室のソファは、チェアーかソファか微妙な境にあるような形が多いですが、グランヴィア京都は正しくソファ。テーブルの台もガラスで出来ており、とてもお洒落でした。クッションが置いてあるのも、良かったです。やっぱり、このような小物一つがあるだけでも、見た感じが大きく変わりますよね。そしてテレビもドッシリとした家具に収納されており、家具の中央にはビデオデッキがありました。しかし現実問題として、客室でビデオを動かすことがあるのでしょうか。ちょっと疑問があります。ライティングデスクは、部屋の色にマッチした感じで落ち着いた雰囲気。鏡がまん丸で、面白い組み合わせです。スタンドの色と鏡の淵の色を合わせているので、違和感はありません。また、部屋にはFAXが完備されていました。

 


デラックス・ダブルルーム (グランヴィア・フロア)

客室数は539室、ツインルームが主力でダブルルームは少数派です。今回の宿泊は14階のグランヴィア・フロアのダブルで、京都タワー側でした。部屋は広く全体的に落ち着いた家具で構成されていました。


ダブルベッド

光沢のあるベッドカバーを掛けられた広々ベットです。ただ枕が少々固く、柔らか大好き人間の私にはちょっと・・・。サイドデスクは照明のスイッチのみありました。


ソファ

とても座りやすいソファーでした。小さなクッション一つあるのも嬉しいですね。テーブルもなかなかお洒落。


デスク

とってもシンプルなライティングデスクですが、部屋のデザインとマッチしてて良かったです。

尚、FAXも完備してました。


テレビ & ビデオ

しっかりとした家具に、ワイドテレビとビデオデッキが収納されています。ビデオを完備するホテルが最近増えてきましたが、旅先にビデオテープを持ち歩く人がいるのかな?それともレンタル?旅先で?


KEY

  撮影を忘れましたが、カードキーでした。


ミニバー

ミニバーは、比較的良心的な料金設定です。缶ビール(350ml)は1缶450円で安く設定されていますが、種類は国産2種類だけです。写真のポット右にあるレギュラーコーヒーは300円で設定する所が多いですが、グランヴィア京都では200円でした。


DAYTIME 

NIGHT

景色

グランヴィアフロアなどの高層階なら、京都市街を一望できます。もちろん宿泊する部屋によって眺めは異なりますので、ご注意を。


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