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フォーシーズンズホテル丸の内東京

− スーペリアキング宿泊記 (2007年3月宿泊) −

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リポーター : 「ちょっと、宜しいですか?」

「東京ビルTOKIA」にある「VIRON」でランチをした後に嫁さんと一緒に歩いていると、歩道に立っていた3人組に声を掛けられたのであります。その3人組をよく見ると、声を掛けてきた人は何かボードの様なものを持っており、一人はマイク、もう一人は何とテレビカメラを持っていたのであります。

リポーター : 「テレビ東京ですが、アンケートにお答え頂いても宜しいですか?」

テレビ局ですか!?さすがは東京ですね。普段の生活ではカメラを向けられることは有り得ない地味な生活をしているEVA-CHINは、相手の正体が分かると一気に緊張をしてしまうのであります。しかし、ここでお会いしたのも何かの縁ですので、喜んでお答え致しましょう!一体どのようなアンケートなのかな?

リポーター : 「今のお給料に満足をしていますか?」

えっ!?かなり難しい質問ですね。はっきり言ってしまえば、同年代の人がどれだけの収入があるか分からず、比較をしたこともありません。でも個人的な満足の度合いの問題でしょうから、普通に生活が出来ていれば満足の域なのかな。

EVA-CHIN : 「満足しています。」

あーあ、言っちゃいましたよ。次の質問が怖いな、こりゃ。

リポーター : 「理由は何ですか?」

やっぱり!?沈黙が怖いから、あまり根拠が無いまま言っちゃったんだよなぁ。

EVA-CHIN : 「年齢相応の収入だと思っています。」

本当かぁ!?と自問自答しながら、インタビューは続いていったのであります。結局、「満足している」側に赤いシールを貼って終わりましたが、「年齢相応」と自分で言ってみたものの、果たして本当なのかと暫らく悩むEVA-CHINでありました。ちなみに、インタビューを行なった番組は3月19日放送の「カンブリア宮殿」で、タイトルは「あなたは給料に満足していますか?〜沈黙する労働者たち〜」でした。実際に番組を見たのですがEVA-CHINは見事にカットされており、インパクトが欠けていた様であります。

さて、今回宿泊する「フォーシーズンズホテル丸の内東京(以下FS丸の内)」に向かうため、EVA-CHINは丸の内側から八重洲側に出ました。東京駅周辺は再開発で丸ビルを含め新しいビルが続々とオープンしております。FS丸の内は再開発で比較的早くに出来た「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の中にあるホテルで、東京駅八重洲南口から近くとてもアクセスが良いのですが、エントランスが比較的に分かりにくい位置にある特徴を持っております。

EVA-CHINは今回で3回目の利用なので、迷うことなくビルに隣接された通路を通ってエントランスに向かいました。通路に入ると人の流れの多い通りから外れ、一気に雰囲気が変わっていきます。ビルに隣接された通路の奥にFS丸の内のエントランスがあり、ドアマンはEVA-CHINの存在が分かると、扉を開いて出迎えてくれました。

ベル     : 「ご案内致しましょうか?」

EVA-CHIN : 「お願いします。」

ビルの片隅にあるFS丸の内のエントランスを入ると、すぐにエレベーターホールがあります。フロントは7階にあるので、1階にはエントランスとエレベーターホールしかありません。

ベル    : 「チェックインでしょうか?」

EVA-CHIN : 「はい。」

ベル    : 「お名前をお伺いしても宜しいですか?」

名前を伝えて荷物をベルにお願いします。すぐにエレベーターの扉が開き乗り込みますが、FS丸の内のエレベーターはビルの特性上2箇所に扉がある面白い構造をしています。フロントのある7階と客室階は同じ方向に扉が開きますが、1階は「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」のロビーがあるため、FS丸の内専用エレベーターホールは逆側に造られています。エレベーター自体は大きくなく両方に扉で挟まれた空間は、結構方向感覚を失う気分になります。

エレベーターが7階に到着してフロントに案内をしてもらいました。ロビースペースには数名のゲストの姿はありましたが、FS丸の内自体の規模が小さくレストランも一つしかないため、土曜日とは思えない程とても静かな空間です。

フロント   : 「お待ちしておりました。お帰りなさいませ。」

挨拶で出迎えられた後、レジシートを差し出されて内容を確認しますが、サインの必要はありません。

フロント   : 「禁煙のお部屋をご用意しております。」

今回EVA-CHINは事前に、禁煙ルームと線路側のお部屋のリクエストを出していました。禁煙ルームは確定されていましたが、お部屋の方向については当日調整の連絡を受けています。レジシートを見ただけではどちらの方向になるかは分からないですが、特に何も言わない所をみると希望が通った雰囲気の様ですね。

フロント   : 「カードは以前に登録された番号で宜しいですか?」

FS丸の内はネットで予約すると、ギャランティの登録が必要な旨のメールが送られてきます。つまり、宿泊日前にクレジットカードの登録が必要になるという事です。もちろんEVA-CHINもFS丸の内に電話を掛け事前に登録を済ませておりました。

フロント   : 「実は本日、ワンベッドタイプのスイートが空いておりまして・・・」

何か良い雰囲気が出てきましたね。無料でアップグレードなんて贅沢な望みはしませんが、安く利用できるのなら考えても良いですね。

フロント   : 「6万円の加算でご利用頂けますが、いかがされますか?」

EVA-CHIN : 「必要ないです!!」

即決するEVA-CHINでありました。

フロント   : 「ご案内をするまで、お席でお待ちください。」

チェックイン手続きが終わると、EVA-CHINと嫁さんはお部屋へ案内をされるまでフロントの前にあるソファで座って待ちます。すると先ほどチェックインを担当したフロントの方が、そのままお部屋に案内をしてくれることになりました。

フロント   : 「お荷物をお持ちしましょうか?」

嫁さんが持っていたバックを渡し、エレベーターホールへと案内をされます。

フロント   : 「以前ご利用して頂いておりますが、何かご確認されたいことはございますか?」

丁度良いのでEVA-CHINは幾つか質問をしてみました。

EVA-CHIN : 「ジムは7階で宜しいですか?」

フロント   : 「はい」

恐らく嫁さんが利用するであろうと思ったからであります。聞いてみた所によると、ウェアや靴もレンタルする事が出来、宿泊者であれば無料との事でした。

エレベーターが4階に到着して降りると、本日宿泊する客室はエレベーターホールのすぐ近くにありました。鍵を開けてもらって中に入り、荷物も中に入れてもらいます。

フロント   : 「お部屋のご説明を致しましょうか?」

お部屋の説明は不要な旨を伝えると、案内をしてくれたフロントの方はお部屋を下がったのでありました。

今回利用したお部屋は広さ約44平米のスーペリア・キングです。気になる方向はリクエストした通りの線路側にアサインされ、目の前に新幹線が走っておりました。FS丸の内の客室は「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の低層階にあり、しかも3階から6階に客室が位置しているので東京を一望出来る様な眺めではありません。しかも対面のビルや道路を眺めるお部屋も多く、東京らしさを感じさせるとすれば西側に当たる線路側が一番お勧めだと思います。線路側ではすぐ目の前に新幹線が走りますが、防音性が高いので気になることは無く、線路の先には丸ビルや東京駅の赤レンガ、多くの高層ビルが見えてとても面白いと思います。


 

ベッドルーム

今回宿泊したお部屋は広さ約44平米のスーペリアキングです。スーペリアタイプではツインの設定が無く、全室がキングサイズのベッド一つになっています。一面に大きなガラス窓があり開放感は大きいですが、今回は建物の構造上、柱が一本窓際にありました。今回の様に線路側(西側)にもスーペリアタイプはありますが、スーペリアの主力は外堀通りに面する東側で、こちらは道路と対面のビルを眺める形になります。ちなみにツインの設定となる広さ約65平米プレミアツインは南側が主力となっています。


 

ベッド

ベッドの色はグレーで変わった感じがしますが、お部屋の雰囲気にとても似合うベッドです。左側がターンダウン前、右側はターンダウン後になりますが、見た目では大きな変化は無いような気がします。ベッドの感触は柔らかでとても気持ちが良く、枕もボリュームたっぷりな柔らかめのEVA-CHINが一番好きなタイプ。最近はどのホテルも上質なマットレスとリネンを採用していますが、FS丸の内のベッドの感触は本当に好きですね。ターンダウン後はベッドスローが外され、枕元の羽毛を少しめくり、ナイトテーブルにはミネラルウォーターが置かれます。


ナイトテーブル

大変シンプルなデザインですが、各操作パネルはしっかりとしています。遮光カーテン・レースカーテンの開閉、ルームライトのスイッチがあり、両サイドのナイトテーブルから操作が出来ます。尚、時計は置き時計方式で、液晶パネルが大きいデジタル式でした。


ソファ

オットマン(足乗せ)付きソファで、ソファデスクとも似合う何とも座り心地が良いソファです。すぐ横の窓が壁一面ガラス張りなので、西側のお部屋では新幹線や東海道線などの鉄道の行き来が楽しめます。ホテルから通勤電車を眺めていると、ちょっと優越感を感じちゃいますよ。(笑)


ライティングデスク

これまたシンプルでシャープなデザインのライティングデスクですが、お部屋の雰囲気にはとても似合います。すぐ横の壁には42型プラズマテレビがありますが、ライティングデスクからの角度だとちょっと見難いですね。


 

テレビ & DVD

パナソニック製の42型プラズマディプレイに、DVDプレイヤー、BSデジタルハイビジョンチューナーが並びます。テレビのチャンネル数は一般・BS・海外を入れて21チャンネルでオンデマンドの有料チャンネルも別にあります。実際に使用していないのですが、メニューでインターネットの選択が出来る様になっていました。コンシェルジュにてCDソフトとTVゲーム機の貸し出しが可能となっており、CDではクラシック(30)、JAZZ(20)、イージーリスニング(21)、邦楽ロック・ポップス(20)、海外ロック・ポップス(60)があります。ゲーム機ではPS2、ゲームキューブ、Xボックスがあり、ゲームソフトの貸出しはPS2が英語版5種、日本語版7種、ゲームキューブ7種、Xボックス4種がありました。


キーボード

引出しにキーボードが入っていました。恐らく前述したインターネットに関連があると思いますが、利用していないの詳細は分かりません。


 

ミニバー

ミニバーには豊富な種類の飲み物が用意されていますが、値段は上がりました。基準としているビールは1本950円からで缶ではなく小瓶になっており、銘柄はエビスとハイネケン(オランダ)です。更にバドワイザー(アメリカ)とサミュエルアダムス(アメリカ)に至っては1本1100円になっていました。ビールで1000円を超えていくのは驚きですね。無料のお茶セットは緑茶、ほうじ茶とコーヒーで、ミニバーの価格表に「0円」と書かれております。またEVA-CHINにはよく分からないのですが、最高値は「カード付きのジュエリーボックス」で35000円。ジュエリーボックスの需要があるのかは不明ですが、高級ホテルならではアイテムなのでしょうか。飲み物での最高値はワインで、シャトー・ワイマラマがフルボトルで12500円です。


荷物台?

お部屋の中に柱があってクリアランスが取れないためか、他のお部屋では座れるシートなのに、今回は荷物台の様になっていました。


キー

カードキーは写真の様に「茶畑」や「舞妓さんの後姿」等、日本らしさを実に感じるキーになっています。


スリッパ

スリッパは変更されたようですね。巾着もスリッパの少し立派になりました。「FS丸の内東京」の文字やロゴも格好よく入っています。


 

浴衣 & パジャマ

クローゼットにパジャマが入っていますがテレビの下にある引出しにはパジャマも入っており、好きなタイプを選ぶことが出来ます。


ウェルカムアメニティ

今回はフルーツとクッキーを写真の通り頂きました。


 

景色

今回は線路側である西側の景色を楽しめました。西側は新幹線を目の前にして後方に高層ビル郡を眺めることが出来、実に東京らしさを感じ取ることが出来ます。目の前に走る新幹線は乗客の様子まで見える近さですが、防音設備はしっかりとしているので音はほとんど気になりません。右側の夜景の写真をクリックするか、こちらをクリックすると1024X768の壁紙サイズが表示されます。

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