浦安ブライトンホテル

 スタンダード・シングル 宿泊記 (2001年9月宿泊) −

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「浦安でイメージするのは? 」。このような質問を受ければ、誰もがディズニーランド(シー)と言うでしょう。日本を代表するテーマパーク、メルヘンとファンタジーの近くでは、当然の事のように多くのホテルが競い合う超激戦区でもあります。ディズニーの中にも、ミラコスタとアンバサダーの二つのホテルがありますが、舞浜地区だけを見てはいけません。大人の時間を楽しめるゴージャスなホテルが、実は舞浜駅のお隣「新浦安」にあるのです。今回の宿泊先は、EVA-CHINの憧れでもある「浦安ブライトンホテル」。ファンが多いと言われるブライトンホテルズの実力が、実は千葉でも楽しむことが出来るのです。

今回の宿泊は、ブライトンホテルズが運営するホームページから予約しました。1日5室の限定で、朝食・サービス料込みのお得なプランを見つけたからです。宿泊しようとした日の空き部屋状況は「△」、つまり残りわずかという情報。慌てて予約画面を展開させて予約を行うと、空き部屋状況は「X」に変わりました。最後の一部屋だったのね、危ない危ない。浦安ブライトンでは割高ですが、一人でもお得なプランを予約することができます。画面上ではダブルで1〜2名利用と表示され、EVA-CHINはダブルのシングルユースを前提の元、宿泊当日を向かえることとなりました。

EVA-CHINが京葉線新浦安駅に到着した時の空模様は雨。新浦安駅は割とスーパーなどの商業に恵まれ、駅の利用者は結構多いようです。改札口を出てホテルの方向に歩いてみると、嬉しいことに駅からホテルへ直結する連絡橋を発見。これならば、雨に濡れることなくホテルまで行くことが出来ます。直結するエントランスはメインではなくホテルの2階に結ばれていますが、ホテルに入ればすぐにエスカレータがあり、ロビーやフロントに繋がる便利な設計になっていました。ちなみにメインエントランスでは広いロータリーがあって、ちゃんとドアマンも常住しています。メインエントランスは黄色を基調としたお洒落な造りで、格好良いブライトンのロゴでかなり引き立てられています。エントランスは宴会用と宿泊・レストラン用とにはっきり区別されており、宴会客がロビーに流れ込むのをかなり抑えているようです。

ロビーに到着したEVA-CHIN は早速フロントへ。カウンターに先客がいる為ちょっとだけ待って、早速チェックイン手続きを行います。対応してくれたフロントマンは、やっぱり「さわやか系」。東京の超高級ホテルのような重々しさは無く、とても話しやすい対応です。

フロント :「EVA-CHIN様、本日からシングルのお部屋、御1泊で承っております。」

EVA-CHIN :「へっ?」

実はEVA-CHIN、ダブルのシングルユースを前提に宿泊するつもりでした。予約した時点の画面には、繰り返しますが「ダブル 1〜2名」と書かれていたのです。

EVA-CHIN :「ダブルのシングルユースではないのですか?」

フロント  :「こちらのプランですと、シングルになります。」

これは予想外の展開。お得な料金とは言え21000円もしているのに、本当にシングルルームなのでしょうか。しかしEVA-CHINの情報では、浦安ブライトンがシングルルームを持つという情報はありませんでした。

EVA-CHIN :「このプランだと、おいくらですか?」

フロント  :「21000円でございます。朝食・サービス料込みで、お得なプランになっております。」

念のために料金まで確認してみましたが、間違ってはいない様子です。EVA-CHINの勘違いの可能性が高いと思い、そのまま受け入れることにしました。

チェックイン手続きも終わって、今度はフロントからベルにバトンタッチ。ベルは黄色い制服を着たチャーミングな女性で、目鼻クッキリな所と、髪の毛を目立たさない所がさわやか系女性バージョンと言うイメージを受けます。ブライトンの特色とでも言えるのかは分かりませんが、割と黒のスーツを着込むホテルマンの姿もチラホラ。コンシェルジュ級の方達と思われますが、かなりしかっりとしたケアが出来る体制にあるようです。

ベルガールはエレベータ・レストランの位置などを事細かに案内をしてくれました。今回の宿泊するお部屋は5階。22階建ての浦安ブライトンでは低層階にはなるものの、予約の段階で宿泊階は5〜7階と明確に書かれており事前了承済でした。ベルガールの話し方も京都ブライトンと同じくハッキリとした言葉遣いをしています。まるでアナウンサーの学校へ行ったかのように、かなり教育を受けている感じでした。普段の生活の中では、あのような話し方は出来るものではありません。5階に到着しベルガールに案内されながら、今回宿泊するお部屋の前に着きました。扉の前で非常階段の位置と、カードキーの使い方を説明してくれた後、お部屋とのご対面となりました。

部屋に入った直後、EVA-CHINが最初に目を向けたのはベッドでした。ベッドの上には重ねた枕が2つしかなく(通常ダブルだと合計で4つ)、なるほどシングルです。しかし一般のホテルのシングルルームと比べれば比較にならないほど部屋が広く、EVA-CHINが心配していた狭いシングルとは全く別格でした。その証拠に、お茶セットのカップの数は二つ。ベッドは推定160センチX200センチで、ダブルベッド並の大きさです。どうやら浦安ブライトンのシングルとダブルの差は、ベッドにある枕の数程度の差のようです。バスルームを見れば、歯ブラシは2つ、コップも2つ。ただ足りないのは、ハンドタオル、スリッパ、浴衣が1つしか無いことでした。

安心したEVA-CHINは、早速上着を脱ぎクローゼットに入れようと、扉とベッドルームの間の通路に行ってみましたが、「はて?」。良くあるパターンでは壁に埋め込んだクローゼットがあるはずなのに、浦安ブライトンには無いのです。部屋をよく見ると、テレビを収めた家具のお隣に異様な高さを持つ家具があり、そこがクローゼットだったのでした。ベッドはなかなか洒落た色彩をもっており、ベッドカバーと掛けが一体型のタイプで肌触りは結構良いです。マットレスはかなり柔らかめのタイプでEVA-CHIN的には好みですが、枕はちょっと残念な硬めでした。ソファは背もたれが大きいタイプで、こんなソファはEVA-CHIN初めてじゃないかな?そして、浦安ブライトンの驚きはミニバーにもありました。缶ビール1缶が350円なのです。いくら浦安にあると言っても安すぎる〜。ちなみにホテルと直結する通路上にはローソンがあり、もしかしたら意識して低めに設定したのかも知れません。「さて、風景は?」と思ってレースカーテンを開けてみると、ちょっとがっくり。低層階の5階で見えるのは京葉線新浦安駅そのものでした。尚、宿泊したスタンダートクラスでは、ターンダウンがありませんでした。


 

ベッドルーム

シングルという設定でしたが、ダブルのシングルユースとほとんど変わり有りません。部屋の広さも推定32平方メートルで、浦安ブライトンのパンフレットにはシングルという欄はありませんでした。珍しい点では、写真右側の様にバスルームがベッドルームと並んでします。


ベッド

ベッドの大きさは、推定160X200センチでやや小さめのダブルベッドの様です。ベッドの柄は陶器のようなお洒落な色使いで、カバーと掛けが一体型のタイプでした。枕は2種類の堅さの枕を重ねて用意されていますが、EVA-CHINでは両方とも堅すぎでした。


  

加湿器

 京都ブライトンと同じく、 全ての部屋の加湿器を 常備しているようです。

ナイトテーブル

左右非対称のデスクで写真左側ではスタンドの他に、鏡、加湿器、浴衣、クリーニング袋が用意されています。右側では、時計や部屋の明かりの調整、金庫、電話が置いてあります。室内の電気はスタンド類の他に、天井に無段階調節が出来る室内灯があります。


ソファ

背もたれ部分が大きいソファが置かれています。足載せはありませんが、ソファのデザインが良いのか、かなりリラックスできるソファです。


ライティングデスク

デスクのデザインはシンプルですが、横にはちゃんとファックスが用意されています。面白いのは引出しに、JTBの「満足度90点以上の宿」という雑誌がありました。この本では、浦安、京都、蓼科のブライトンが紹介されています。


クローゼット

京都全日空ホテル以来の、独立したクローゼットでした。家具の高さはとても高く、残念だったのはマグネットが強力で開きにくかったことと、中身が寂しい事でした。


テレビ

大型テレビが、ミニバーの家具と共に収納されています。面白い点としては、テレビゲーム機能が有ることでしたが、残念ながら有料でした。ちなみにチャンネルも豊富で、リモコン操作もしやすかったです。


    

ミニバー

お茶セットはお洒落に急須まで用意され、煎茶の他にハーブティ(レモングラス)がありました。写真を見て分かる通りそれぞれカップ(グラス)が2つずつあるので、お部屋はダブルでもある事を証拠付けます。残念ながらコースターが無く、グラスを使ってミニバーを使用したのですが、翌日にグラスがデスクに糊を付けたように張り付いてしまい、剥がすのが大変でした(笑)。基準としている缶ビール(350ml)は1本350円で、国産が2種のみです。


スリッパ

EVA-CHINが好きなお持ち帰り可能スリッパでした。しかも京都ブライトンと同じく、ブライトンホテルズのロゴ付きです。


浴衣

割と派手な黄色の浴衣でした。EVA-CHINとしては、ナイトシャツの方が嬉しいけどな・・・ゆうかた


キー

ワインレッドのお洒落なカードキーです。ちなみに、ワインレッドとロゴが格好いいですが裏面です。


風景

宿泊した部屋が5階という低層階だったので、まともに京葉線新浦安駅しか見えませんでした(笑)。高層階になると、どんな風景が広がるのかな?


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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