浦安ブライトンホテル

− THE UPPER12 宿泊記 (2006年7月宿泊) −

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EVA-CHIN :「海だー!」

時折車窓に海を眺めることが出来るJR京葉線は、東京ディズニーランドの最寄駅である舞浜駅を通る路線として知られ、東京駅と千葉県の蘇我駅間を結んでおります。葛西臨海公園や東京ディズニーリゾート、ららぽーと、幕張メッセ等のスポットを走り観光的なイメージも強い路線ですが、沿線には埋め立てで出来たマンションなどの住宅も数多くあり、千葉市や船橋市、浦安市などの通勤・通学路線でもあります。元は貨物線を旅客線に転用した路線で部分開業を重ねながら現在の運行形態になり、西船橋駅からは武蔵野線が京葉線に乗り入れ、総武線や京成線沿線者は西船橋駅を利用して京葉線を使う事が多いのも特徴的であります。
今回のEVA-CHINは東京ディズニーリゾートがある舞浜駅のお隣、新浦安駅で下車しました。もちろんこの駅で下車したのは、「浦安ブライトンホテル」が新浦安駅前にあるからであります。既にご存知の方は多いと思いますが、浦安市には京葉線の他に東京メトロ東西線も走っており、東西線の浦安駅は京葉線の新浦安駅から離れているので、「浦安ブライトンホテル」を利用する場合は京葉線でアプローチをする必要があります。
新浦安駅の改札を出るとすぐ目の前に「浦安ブライトンホテル」が見え、しかも連絡通路で駅と直接繋がれています。ディズニーランド近隣にある多くのホテルはモノレールやバス等の交通手段を必要としており、新浦安駅は舞浜駅のお隣と考えれば、ディズニーランドへのアクセスも便利な気もします。ちなみに「浦安ブライトンホテル」のお隣には「新オリエンタルホテル」があり、こちらも同じ連絡通路で繋がっておりました。
さてEVA-CHINは駅と直接繋がる連絡通路を避け、すぐに駅前の通りに降り立ちました。その理由はホテルの外観写真を撮るためであり、木々に邪魔されない所から何枚かの写真を撮った後に、横断歩道を渡ってホテルへと向かいます。広いホテルのロータリーには車が無く、人の流れも殆どありませんでした。もしかしたら車ではない限りホテルを利用する多くのゲストは、駅と繋がる2階のエントランスを利用している事が多いのかも知れません。
メインエントランスを通るとすぐ目の前に京懐石「螢」が目に入りました。今回の夕食はホテル内で取るつもりであり、この京懐石「螢」は一番の候補であります。最終的には各レストランの情報を収集した後に決めるつもりではありますが、日本食が大好きなEVA-CHINには懐石料理は魅力的なのであります。7月は「夏祭り」と呼ばれる料理を用意しているとの事で、やはり注目度ナンバー1なのであります。
更に足を進めると視界が広がり、吹き抜けのある大きなロビーに抜けます。時刻は既にチェックインが出来る時間となっていたので、EVA-CHINと嫁さんは早速フロントに向かいました。まだ時間的に早い為か平日の為かは分りませんが、フロントでは他のゲストの姿は無く、EVA-CHINはすぐにチェックインの手続きに入ることができました。

EVA-CHIN :「EVA-CHINと申しますが・・」

EVA-CHINが名前を告げると、フロントは早速端末で情報を確認します。確認の取れた後はレジカードを差し出しEVA-CHINは名前、住所、電話番号を記載して戻しました。

フロント  :「お部屋はUPPER12の禁煙室をご用意しております。」

今回利用する客室は2006年2月に誕生した新客室「THE UPPER 12」であります。「浦安ブライトンホテル」の最上層階に12室だけ作られ、「セクシー&グラマラス」がテーマのインテリアデザインを細部にまで反映しているそうで、寛ぎと安らぎを約束してくれるお部屋であります。この新客室はかなりの人気で、EVA-CHINは平日の利用にも関わらず残り1室の状態で予約しました。そのためか禁煙ルームの希望を申し出たもののメールで満室の旨を知らされておりましたが、運良く禁煙ルームに変更が出来た模様であります。この後はチェックアウトの時間を確認し、ベルガールが来るまですぐ側にあるソファで待つことになりました。
ソファに座り間もなくしてベルガールが近づき、名前を確認して、すぐエレベーターホールへと案内をされます。

ベルガール :「本日は新客室・UPPER12をご利用頂き、ありがとうございます。」

ベルガール :「2006年2月に誕生した新客室で、最上階の21階になります。」

前回は最下層である5階に宿泊し新浦安の駅舎を眺めるしかありませんでしたが、今回は最上階なので眺めが良さそうですね。

ベルガール :「本日、ディズニーリゾートに行かれるご予定はございますか?」

残念ながら無いですね。千葉県人であるEVA-CHINは、地方に比べて身近にディズニーリゾートはありますが、実は20年以上も行っておりません。デートの定番なので本当は嫁さんと行った事があるのでは?と思った方が居るかも知れませんが、嫁さんもEVA-CHINに負けず劣らず、人ごみが好きではないのであります。21階に到着しエレベーターを降りると客室はすぐ近くにありました。ここで非常階段の位置を確認しベルガールが客室のロックを開錠して、楽しみにしていた客室とのご対面となりました。
お部屋に入ると、確かに今まで宿泊してきたお部屋とは全くコンセプトが異なる印象を受けます。窓に向かったベッドレイアウトは確かに斬新で、お部屋全体の雰囲気がとても落ち着きのある配色であります。

ベルガール :「お部屋のご説明を致しましょうか?」

EVA-CHINはお願いすることにしました。まずはカーテンの開け閉めですが、リモコン操作でレース、遮光カーテン共に電動で操作することが可能です。カーテンを開けてもらうと高層階からの眺めが広がっており、遠くに東京ディズニーリゾートを眺めることが出来ました。基本は新浦安駅周辺の景色なのでマンションが目立つのも事実ですが、遠くに海も眺めることが出来、運が良ければディズニーリゾートから打ちあがる花火も見ることが出来るでしょう。
その次はテレビの説明に入りました。テレビは通常の液晶テレビのほかに、移動式のテレビも備わっています。ソファからテレビを見ることは全く支障は無いのですが、ベッドレイアウトの問題から、残念ながら死角の位置も出てきてしまいます。そこで活躍するのがロケーションフリーテレビ。ロケーションフリーテレビはコンパクトなサイズで持ち運びが出来、ベッドの上に置くことも可能です。充電式のコードレスで場所を選ばず、更に部屋にあるDVDプレイヤーにもリンクされていて、DVDの映像も映し出すことが出来ます。ちなみに新浦安駅の下にはDVDレンタルの「TUTAYA」があり、チェーン店なので会員の方も多いと思いますが、こちらでDVDを借りてお部屋で見るのも一つの手なのであります。
ベッドの説明ではリクライニング機能を説明してくれました。リクライニング式のベッドは頭と足元のマットレスの角度を無断階調節で変えることが出来ます。EVA-CHINにとってはリクライニング式のベッドは初なので、こちらも大変楽しみであります。
またお部屋にはフットマッサージ器も用意されておりました。何度が使用させてもらいましたが、とても気持ちの良いマッサージ器で、自宅にも欲しい一品であります。細かい点まで色々と説明をしてくれたベルガールは最後に朝食券の説明を行い、今回利用したプランは朝食だけではなくランチへの切り替えも可能な旨を教えてくれました。朝食にするかランチにするかは後で決めることして、この「THE UPPER12」のステイは非日常を大変楽しませてくれる予感であります。

ベルガール :「THE UPPER 12の客室は如何ですか?」

ベッドレイアウトの根底を覆すなどホントに変わっていますね。設備が最新ですし、本当にこれから楽しみです。
ベルガールは最後に分らない点があるか確認をするとお部屋を下がり、EVA-CHINは早速お部屋の写真を撮り始めるのでありました。


ベッドルーム

今回利用したお部屋は2006年2月に誕生した「THE UPPER12」です。名の通り「浦安ブライトンホテル」の最上層階に12室設けられたお部屋で、「セクシー&グラマラス」をテーマにしています。特徴的なのはベッドレイアウトを窓際に持ってきた事で、ベッドから夜景を眺めるスタイルはとても非日常的です。設備も最新式の機器が設置されています。


ベッド

「THE UPPER12」ではダブルの設定はありませんが、ハリウッドツインのスタイルで個々にリクライニング機能を持っています。写真左下のリモコンで頭側と足側のマットレスを可動させ、好きな角度に調整してベッドから景色を眺める事ができます。ちなみに右下の写真の様に、ベッドは一段高いフローリングに設けられています。


操作パネル・スタンド

ナイトテーブルは無く、スタンドや照明などの操作、電話は写真の様な位置にあります。全て頭上にある形になるので、リクライニングや寝転びながらの操作は難しいです。


ソファ

ソファは大きく、2人で使用しても十分な大きさがあります。座ったり、寝転んだり、色々な体勢ができるので、とても楽な形だと思います。


テレビ

お部屋に設置されているテレビはソニー製の「BRAVIA」で大きさは32型の液晶です。一般・BSが11チャンネル、ホテルチャンネルが5チャンネル、ラジオ・BGMが8チャンネルあります。


ロケーションフリーテレビ

通常のテレビの他に、ロケーションフリーテレビもあります。ベッドレイアウトを見て気付かれたと思いますが、リクライニングしたベッドからは上記のテレビが死角になる為、部屋の中なら何処でも移動できるロケーションフリーテレビは重宝します。ソニー製の「LF-X1」で次で紹介するDVDにもリンクされており、テレビとDVDの両方を楽しめます。充電式ですがACアダプターもお部屋に置いてあります。


DVD

DVDもソニー製です。もちろんCDも利用することができます。


ミニバー

ミニバーはとても良心的な価格設定をしています。基準としている缶ビール350ml・1本のお値段は350円。銘柄はキリンラガーとサッポロ黒があります。ジュースとミネラルウォーターは150円で、最高値でも800円のミニチュアサイズのウィスキーです。


マッサージ器

「THE UPPER12」では、フットマッサージ器も常備されています。マッサージ器は持っておらず、家電店のお試しも恥ずかしくて利用できないEVA-CHINは、心行くまでマッサージ器を使いました。


ナイトシャツ

広げてないので分かり難いですが、ナイトシャツが用意されています。


キー

キーはカードキーです。色々な案内も入っていますね。ちなみにカードキーの裏面の柄は、恥ずかしながら忘れてしまいました。


リモコン

何のリモコンだと思いますか?実はカーテンのリモコンです。レース・遮光カーテンを個々に操作したり、同時に操作することが可能です。


スリッパ

スリッパは2種類用意されています。右側のタイプは初めて見ましたが、聞けばお持ち帰りが可能との事です。


景色

今回は21階からの景色になります。左側は新浦安駅の駅前、右側は東京ディズニーリゾートがある舞浜の方向になります。遠くにディズニーリゾートの施設も眺めることが出来ますが、基本は埋め立てで誕生した新浦安駅周辺のため、マンションが多いですね。


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