ANAインターコンチネンタルホテル東京

クラブ・インターコンチネンタル ジュニアスイート宿泊記 (2010年4月宿泊)




EVA-CHIN :「随分長い地下通路だな。」

ここは東京メトロ・溜池山王駅からANAインターコンチネンタル東京の一番近い出口へと続く地下通路。ANAインターコンチネンタルホテル東京は地下鉄の駅とは直結していないものの、ホテルの直ぐ近くまで地下通路が伸びています。この付近の地下鉄の地下通路は複雑で、事前に出口をインターネット等で確認しておいた方が良いですね。方向を一つ間違えただけで、とんでもない所に出てしまいそうです。ちなみにANAインターコンチネンタルホテル東京の場合、溜池山王駅の13番出口が一番近い出口となります。

地下から地上に出て10メートル程進んだだけで、ANAインターコンチネンタルホテル東京のビルが目の前に現れます。2階へと続くエスカレーターと車のロータリーが目に入りますが、EVA-CHINは初めて宿泊するホテルなので最初はホテルの周囲を歩き外観の撮影をする事にしました。近くのバス停には六本木まで10分と書かれており、そう言えば、ザ・リッツカールトン東京の客室からこのホテルを眺めた事を思い出しました。溜池山王と六本木って結構近い距離にあるのですね。改めて東京の地理に弱いことを感じたのであります。

ホテル外観の撮影が終わったら早速ホテルの中に入ります。幾つかあるエントランスの内、取り合えず1階のエントランスから入ることにしました。1階にロビーがあるかと思いきや周囲を見渡すとフロントは無く、地下へと続く大きな吹き抜けとエスカレーター、それを取り囲むようにソファが配置されていました。近くにあった案内図を見てみればフロントは2階にあり、1階及び地下1階は宴会場となっている様なので、上の階へと続くエスカレーターを探して2階へと向かいます。2階に着くと目の前にショッピング・アーケード街がありましたが、振り向くと大きく開けたロビー空間が目に入り、ここにフロントがあると確信したEVA-CHINは2階のロビーへと向かったのであります。

2階のロビー空間にはアトリウムラウンジを中心にしてフロント、ロビーがあります。EVA-CHINは早速フロントに向かいチェックインをお願いしました。フロントは最初に端末でEVA-CHINの予約と宿泊数の確認を行い、レジカードを差し出してきたので住所・電話番号、サインを記入してフロントに戻します。

フロント:「本日、ジュニアスイートのご予約を頂いております。」

そうなんです。今回はジュニアスイートを選びました。予約したのは公式サイトからで、クラブ・インターコンチネンタルの専用ラウンジも利用できます。

フロント:「朝刊サービスがございますが、ご希望の新聞はございますか?」

EVA-CHINは相変わらず読売新聞をお願いします。

フロント:「本日のお部屋、29階の12番でございます。」

29階とは結構高層階ですね。どちらの方角のお部屋なのかな?

フロント:「お部屋までご案内をお付けしますか?」

たまたまベルが不在なのか、荷物が少ないからか、リクエストベースの為か分かりませんが、特に必要でもないので不要の旨を伝えます。

フロント:「エレベーターは左奥にございます。」

チェックインは簡単に終わり、EVA-CHINはルームキーを受け取って客室用エレベーターホールへと向かいました。フロントから案内された方向には確かにエレベータホールがあり、早速乗り込みます。

EVA-CHIN:「あれ?」

エレベーターの操作盤を見ると、29階には止まらない配置となっていました。通常これを意味することは、低層階用のエレベーターと高層階用のエレベーターが存在すると言うことです。エレベーターを降りて再び周囲を眺めてみると、並ぶようにしてもう一つエレベーターホールがあり、フロントから見て奥の方(左側)のエレベーターホールが高層階用となっていました。お部屋に案内を付けなくても良いけど、せめてポイントとして一言欲しい部分だなとちょっと思っちゃいました。

29階に到着して、案内表示を見ながらお部屋へ進みます。番号を見つけて開錠し中に入ると、いきなりリビングルームとなっていました。ジュニアスイートの構成はリビングルーム・ベッドルーム・バスルームと繋がっており、バスルームがお部屋の一番奥にあります。アプローチとなる部分はないので、クローゼットはベッドルームに置かれています。方角は東京ミッドタウンが見られる西側ですが、大きな通りを挟んで目の前でビルが工事中でした。建設用のクレーンが29階と同じ目線なので、ビルが完成したら眺望の変化が出てしまうかも知れませんね。


ジュニア・スイート

広さ52平米のジュニアスイートはリビングルーム・ベッドルーム、バスルームが一直線に並んでいる特徴があります。入口からのアプローチが無いので、右に見える扉を開けると直ぐに廊下となっています。ジュニア・スイートはクラブ・インターコンチネンタルの専用ラウンジを利用する事ができ、ターンダウンサービスもあります。


リビングルーム

西側のお部屋なので日光がちょっと眩しいですが、リビングルームはソファ、ライティングデスク、テレビ、プライベートバーがあります。ソファやデスクの装飾はお部屋の雰囲気に大変似合い、モダンなデザインですね。ちなみに“日本の伝統美”をエッセンスしたオリジナルのデザインだそうです。


ライティングデスク

シンプルなデザインでも機能性が高く、実に使いやすいデスクです。デスクの椅子に座ると、一直線に並ぶお部屋が全て見渡せます。後ろにあるプライベートバーのデザインにマッチして、実に都会的な感じがしますね。


テレビ(リビング) & ブルーレイ

テレビはリビングルームとベッドルーム、バスルームにそれぞれあります。リビングルームのテレビはパナソニック製37型液晶テレビで、ブルーレイはソニー製「BDP-S350」と言う機種です。チャンネル数は地上デジタルが8チャンネル、海外放送・専門チャンネル・ラジオ・音楽等のホテルチャンネルが24チャンネルあります。


プライベートバー

プライベートバーの品揃えは多く、EVA-CHINが基準にしている缶ビール(350ml)のお値段は578円と良心的です。銘柄はエビス、サッポロ黒、スーパードライ、プレミアムモルツ、レーベンブロイ(アサヒ)とありますが、プレミアムビールも同じお値段になっています。ちなみに最高値はワインのハーフサイズで1260円、隣に並ぶスコッチ、バーボン、ブランデーも1260円となっています。無料のお茶セットは煎茶・紅茶・インスタントコーヒーがあります。


 

うどん

やはりANA系ホテルを思わせる一品ですね。大きさはミニサイズですが、お値段は315円もします。ちょっと手が出せないな(笑)。


ミネラルウォーター

クラブ・インターコンチネンタルではミネラルウォーターが無料で置いてあります。ANAインターコンチネンタル東京のオリジナルで、採水地は富山県下新川群入善町となっており、鉱水だそうです。


ベッドルーム

リビングルームとバスルームに挟まれたベッドルームは、ベッド、テレビ、クローゼットのシンプルな構成です。


ベッド

左がターンダウンサービス前、右がターンダウンサービス後のベッドです。シモンズ社製のポケットコイルスプリングベッドで、体圧分散作用がある快眠追求型ベッドだそうです。キングサイズのベッドは幅200cm × 長さ200cmの大きさとなっています。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはお部屋の雰囲気とあったシンプルなデザインで、左側のテーブルの上には充電機能付i-podスピーカーが置かれています。室内灯、ナイトランプ、読書灯、カーテンの開閉、空調のオン・オフが枕元で操作できます。


テレビ (ベッドルーム)

ベッドルームのテレビもリビングルームと同じパナソニック製37型液晶テレビで、チャンネル数も同じです。ただベッドルームにはブルーレイやDVDプライヤーが置かれていません。


スリッパ

スリッパはデザインがシンプルなタオル地タイプです。小さくて見づらいですが、タグにホテルのロゴがあります。


カードキー

キーは使いやすいカードキータイプ。磁気面に東京タワーの写真がありますが、反対側はシンプルなホワイトです。


景色

今回は西側のお部屋です。目の前にある工事中のビルは何階建てになるのでしょうね。左側に見える高いビルは東京ミッドタウンのミッドタワーで、高層階にはザ・リッツカールトン東京が入ります。部屋の位置によっては、六本木ヒルズの森タワーも見えると思いますよ。


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