JRホテルクレメント高松

− コーナーダブル宿泊記 (2001年7月宿泊) −

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うどん王国香川県の中心・高松。かつて四国の玄関口だった高松は、本州・四国連絡橋の開業により大きく様変わりをしています。港・駅を中心としたエリアは綺麗に整備され、新名所・サンポート高松として開業しました。そのサンポート高松を代表するホテルとして2001年5月にオープンした新しいホテルこそ、今回宿泊する全日空ホテルクレメント高松なのであります。

今回の宿泊はホテルに直接電話予約をし、料金も通常料金を適用する方法としました。現在はホテルが運営するホームページのインターネット予約でお得なプランがあるのですが、申込みをした当時ではありませんでした。予約する部屋のタイプは、ダブルルームのシングルユース。1泊16000円と18000円があるそうで、高い方をチョイスしました。

さてさて、瀬戸大橋を越えて快速マリンライナーで到着したEVA-CHINは、高松駅が新駅舎に変わってちょっとビックリしながらも、高松駅前に広がる綺麗に整備された駅前広場に出ました。そこで見上げるとホテルは正に正面。出来て間もないこともあって、とても綺麗です。ホテルのエントランスは高松駅側には向いてはおらず、港側の方にありました。それを知らなかったEVA-CHINは、エントランスを探しに琴電「高松築港駅」方向に歩いてしまい、正にホテルを4分の3周してたどり着きました。

ロータリーはなかなかの広さ。ちゃんとドアマンも常駐し、テキパキと業務をこなしています。出来て間もない為かドアマンに問いかけるお客も見られ、結構忙しそうでした。またビアガーデンをホテルで行っているらしく、その入口の前で別のスタッフがお客を案内する姿も見られました。エントランスを通り抜けロビーに入ると、人の多さに驚きます。ロビーにあるソファはもちろんの事、カフェテラスに至るまで満席状態。人気の高さを伺い知ることが出来ました。フロントも同じように混み合い状態の為、しばらく人が少なくなるのを待ってチェックイン手続きを行いました。フロントの対応も速くテキパキとこなしていく所は、開業して間もないにも関わらず立派です。ただチェックイン手続きが終わると部屋の鍵を渡され、エレベータの方向をフロントから案内されました。もともとベルによる案内がないのか、全て出払って出来ないのか分かりませんでしたが、エレベータで別のお客を案内するベルがいたので、恐らく後者なのでしょう。それならばグランコート名古屋のように「全て出払っている旨」を一言欲しかった気がします。今回の宿泊する部屋は15階。21階建てのホテルなので割と高層の階数です。一番好きなタイプのカードキーをもって、いよいよお部屋とのご対面となりました。

部屋に入った瞬間、とっても良い香りとお洒落な空間が出迎えてくれます。ただ残念なことにダブルルームはツインルームより、お部屋のサイズがちょっと小さめかも知れません。宿泊した部屋は角部屋だったので、二つの方向に窓が付いていました。方向はJR高松駅側と玉藻公園(琴電・高松築港駅)側。港にあるホテルなので、言うなればシティビューという所でしょうか。ただ海が全く見えないという訳ではなく、JR高松側方向から海を見ることは出来ました。駅と海の間には工事中の広大な敷地があり、サンポート高松が全面開業した時には、かなり大規模なエリアになることが伺い知れます。

お部屋に目を向けてみましょう。部屋の大部分を占めるベッド。とってもお洒落なベッドカバーをまとい、見ているだけでもボリューム感たっぷりの柔らかなベッドと言うことが分かります。実際も期待を裏切らず、見た目以上に柔らかくて寝心地最高のベッドでした。枕は柔らかい枕と、割と硬めの枕の組み合わせになっておりますが、一人で宿泊するEVA-CHINは、当然柔らかい枕を2つ使用して、思う存分の寝心地を堪能。ウェスティン大阪以上の合格点かも知れません。ソファに関して特に申し上げられる要素は無いものの、テレビは当然2001年製の最新型。テレビの裏手には、部屋全体を良い香りにしてくれる「ポプリ(かな!?)」が置いてありました。そしてEVA-CHINが一際驚いたのが、ミニバーの価格設定です。ビール(国産2種)は1本何と290円!更に驚いたことにエビスビールを常備し、こちらは320円でした。もちろんジュース類も安く1本190円という設定で、ホテルのミニバーとは思えない安さ!こんな良心的なシティホテルが出来たなんて、とても嬉しいことです。

西日が射し込み、「暑いな」と思って温度設定を変えることにしました。EVA-CHINは暑いのが嫌いで寒いのが大好きという特殊性を持っているので、部屋の温度設定は22度以下にします。部屋全体を見回してみたのですが、何故がエアコンの操作パネルが見付からない。「これかな?」と思った機械は、どうやら室内の温度センサーのようで操作パネルではありませんでした。よ〜く探してみると、なんとベッドサイドにある室内灯の操作盤に、エアコン設定が組み込まれているではありませんか。さすがに最新設備。だけどベルの案内無しで、このエアコン操作の所在をすぐに見つけることが出来る人は、どれだけいるのかな?


ベッドルーム

扉を開けると良い香りに包まれたお部屋が広がっていました。ダブルルームはツインルームに比較すると、お部屋の広さが若干狭いようです。

良い香りのする正体です。

ポプリ?なのかな。ホテルの細かな気遣いが、大変身にしみますね。


ベッド

ふんわり・柔らか!最高の寝心地を提供してくれるベッドです。ベッドカバーからやシーツに至るまでお洒落の一言。純白なシーツに見えますが、一松模様の様な柄が枕カバーを含めて織り込まれています。EVA-CHINはすこぶる気に入りました!


ナイトテーブル

パネルは室内灯操作・アラーム設定の他に、エアコンの温度操作まで可能になっています。ベッドサイドにあるので、横になりながら操作できるのがとっても便利!

 


ソファ

ソファは見て頂いた通りで、特記事項は特にないかな。


テレビ

さすがは2001年5月開業のホテルで、2001年製の最新テレビでした。画面も大きく、リモコン操作も分かりやすい設計になっています。


ミニバー

良心的な料金設定には、きっと誰もが驚くことでしょう。缶ビール350ml(国産2種)はなんと290円。エビスビールは320円です。ジュース類も極めて安く、1本190円でした。もちろん数々のホテルに宿泊したEVA-CHINでも、この安さは初めてです。


キー

鍵はカードキーでした。ダークブルーのお洒落なカードです。


浴衣

浴衣は2種類用意されていました。尚、ベッドサイドテーブルの引出しに入っていました。


スリッパ

実にスリッパらしいスリッパで、履き心地はとても良く、もちろん圧迫感はありません。こんなスリッパだったら、合格点!


景色

宿泊した部屋は角部屋だったので、玉藻公園側とJR高松駅側の景色でした。写真には写っていませんが、JR高松側の右手に広がっている海も眺めることができます。ホテルは港に建っているので、海側の景色も綺麗かも知れませんね。

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